自動車保険の特約について

ファミリーバイク特約を使うと等級は下がる?無事故で保険料は安くなるのか?

安保険太
安保険太
サポ子さん、ファミリーバイク特約を使うと保険料も上がってしまうの?
緊急時サポ子
緊急時サポ子
いいえ、ファミリーバイク特約を使っても等級は上がらないですよ。
安保険太
安保険太
そうなんだ!じゃあ小さな自損事故でも等級を使ったほうが良さそうだね
緊急時サポ子
緊急時サポ子
はい、名前の通り家族にも適用される特約なので、家族が原付に乗っている方にはオススメの特約です。

家族が原動機付自転車(原付)に乗っている場合に大変便利な「ファミリーバイク特約」。対人・対物賠償が無制限で補償される他、オプションによって人身傷害タイプの補償も受けられます。

ところで、小さな自損事故等の場合はファミリーバイク特約を使ったほうがお得なのでしょうか?また、自動車保険の等級アップとともに特約費用も安くなったりするのでしょうか?

今回は、ファミリーバイク特約と等級の関係性について詳しく解説していきます。

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ファミリーバイク特約を使っても等級は下がらない

自動車保険(任意保険)は保険を使うと翌年の等級が下がり、年間保険料は上がってしまいます。しかし、ファミリーバイク特約は特約を使っても等級は下がりません。つまり、等級ダウンにならずに補償が受けられるというかなりお得な特約です。

緊急時サポ子
緊急時サポ子
ファミリーバイク特約が適用される「原付」とは?

排気量が125cc以下の二輪車、50cc以下の三輪以上の車のことを言います。自分が乗っているバイクが原付に当てはまるかどうか今一度確認しましょう。

軽めの怪我で特約を使るという強み

大きな事故の場合は保険を使わざるを得ませんが、悩みどころは保険を使うかどうか微妙なラインの小さな事故の場合です。こうした場合にもファミリーバイク特約は等級を気にせず使えるため、大変便利な特約と言えるでしょう。

例えば、治療費がそんなにかからないケガを負った場合。通常「治療費>翌年以降の保険料アップ額」にならなければ保険を使うメリットは少ないと考えられますが、ファミリーバイク特約はこうした計算をする必要がないため気軽に特約を使ってもOKです。

原付の故障・修理には使えない

ただし、原付の修理費などは特約では補償されません。例えば自損事故の場合は自分で修理費を支払う必要がありますし、相手がいる事故の場合でも過失割合の分は自己負担になります。

ファミリーバイク特約が使えるのは以下の通りです。

  • 相手をケガ・死亡させてしまった場合
  • 相手の車やモノを壊してしまった場合
  • ガードレールや電柱などのモノを壊してしまった場合
  • 自分がケガをしてしまった場合(自損タイプの場合は上限あり)

基本的には上記のような場合でしか特約を使えませんので覚えておきましょう。

等級が上がっても特約費用が下がるわけではない

もうひとつ、ファミリーバイク特約と等級の関係で気になるのは「等級アップとともに特約の料金も安くなるのか」というところだと思いますが、こちらに関しては等級が上がっても料金は下がりません。

ファミリーバイク特約は自動車保険の等級とは一切関係がありません。なので等級が上がったからといって料金が安くなるわけではありません。逆にいうと等級が下がったからといっても料金が高くなるわけでもないのでご安心ください。

ファミリーバイク特約への加入がオススメな人

ファミリーバイク特約への加入がオススメな人は以下の通りです。

  • 自分自身が原付によく乗る人
  • 家族が原付に乗っている人
  • 原付を借りることがよくある人

ファミリーバイク特約の強み・メリット

上記の人がなぜ加入オススメなのか、ファミリーバイク特約の強み・メリットと合わせて説明します。

補償対象は本人だけでなく家族まで

ファミリーバイク特約の補償対象は本人だけでなく家族にも適用されます。正確にいうと以下の通りです。

  • 記名被保険者
  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者または配偶者の同居の親族
  • 記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子

このように幅広く家族まで補償されるので、家族が原付に乗っている方にはオススメできる保険です。

自動車保険で設定している年齢条件に影響されない

また、自動車保険で設定している年齢条件にも影響を受けません。例えば運転者の範囲を「35歳以上」に設定していたとして、16歳の子供(息子)が原付で事故を起こしたとしても特約はきちんと使えます。こうした補償範囲に柔軟性があるのもファミリーバイク特約の強みです。

他人の原付を借りた時でも補償される

ファミリーバイク特約は自分が所有する原付だけでなく、他人の原付を借りた時にも補償対象となります。

ただし、友人が自分の原付で事故を起こしても補償の対象外となりますので注意です。

原付が複数台あっても費用は同じ

ファミリーバイク特約は家庭に何台原付があっても金額は変わりません。ひとつの特約で複数の原付をカバーできます。

ファミリーバイク特約のデメリット・注意点は?

安保険太
安保険太
家族に原付を使う人がいるならファミリーバイク特約はかなりいい感じの特約だと思うんだけど、デメリットはないの?
緊急時サポ子
緊急時サポ子
デメリットというよりは注意点ですかね。

  • 原付自体の破損は補償されないこと
  • ロードサービスが受けられないこと
  • 人身障害補償タイプだと保険料が上がること
  • 以上は留意しておく必要がありますね。

    車両保険のような補償はない

    ファミリーバイク特約には車両保険のような補償はありません。自損事故や普通の事故で原付が壊れてしまっても修理費は出ませんので覚えておきましょう。

    ロードサービスは受けられない

    自動車保険で受けられるロードサービスは原付搭乗時のトラブルには適用されません。

    人身傷害補償タイプだと費用が上がる

    人身傷害タイプでは、特約費用が2万円前後になる場合もあります。普通のバイク保険と値段や補償内容を比べてどちらがお得か確認した上で契約するようにしましょう。

    保険金支払いまでの流れ

    もし事故を起こしてしまった場合、保険金の支払いはどのように行われるのでしょうか。

    相手に保険金が支払われる場合

    基本的には保険会社が示談代行をしてくれますので、そのまま保険会社の指示にしたがって動いていけば大丈夫です。もし相手が賠償金に納得いかず訴訟を起こしてくるケースもありますが、保険会社がすべて対応してくれます。

    自分に保険金が支払われる流れ

    基本的には通院・治療を行なって損害額を確定させます。損害額の確定後保険金が支払われるというのが一般的な流れです。

    事故を起こしたら必ず警察への連絡を

    事故を起こしたら必ず警察への連絡を怠らないでください。警察への届出をしないと保険金が支払われない可能性が非常に高いです。

    まとめ

    まとめ
    • ファミリーバイク特約を使っても等級は下がらない。そのため小さな怪我でも気軽に使えるメリットがある。
    • 自動車保険の等級が上がったからといって特約の料金も安くなるわけではない。逆に等級が下がっても特約料金には影響がない。

    ファミリーバイク特約は原付を使っている方には非常に心強い内容となっています。一般のバイク保険に加入するよりも保険料が安く抑えられるケースが多いですので、ぜひ活用していただきたい保険のひとつです。原付で事故を起こしても自動車保険への等級には影響がないですから、もし使用に迷われていた方は気軽に使って大丈夫です。また自分の等級への影響もないため、付帯を迷われていた方も積極的に付帯していいと思います。一番は無事故でケガなく過ごせることですが、もしもの時の事故に備え、保険は安くて安心できるものを選んでおきましょう。

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