自動車保険

【ソニー損保のおりても特約】スポーツのケガにも自動車保険が使えるってホント?

車で旅行やレジャーに出かけると、思わぬ怪我をしてしまったり、身の回りの持ち物が壊れてしまうことがあります。

実は、ケガや持ち物の破損を補償してくれる自動車保険があることをご存知でしたでしょうか?代表的なのはソニー損保の「おりても特約」です。車から降りている間のケガや、身の回り品が壊れてしまった場合に補償をしてくれる大変便利な特約です。

特に、スポーツをよくする方や、カメラなどを持って旅行に出かける方にはオススメの特約となっています。

今回は、ソニー損保のおりても特約について詳しく解説します。

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ソニー損保の「おりても特約」とは?

「おりても特約」とは、車で出かけた先で、車を降りている間のケガ・身の回り品の損害を補償する特約(オプション)です。契約車両の他、自分や家族が所有する別の車で出かけた場合も補償となります。

出発から帰宅までの間が補償対象で、車に乗ってる間は補償対象外です。ただ、車の保険には人身傷害や搭乗者傷害など自動車搭乗中のケガの補償がそもそも備わっているので車の搭乗中と搭乗外で重複しないようにうまくできています。

スポーツやレジャー、旅行などによく出かける人には価値ある特約となります。

外出中の「ケガ」や「身の回り品の損害」を補償してくれる

おりても特約は「おりても傷害特約」と「おりても身の回り品特約」の2つの特約から構成されています(どちらか一方だけという付け方はできません)。

ケガの補償は「本人型」「夫婦型」「家族型」の3種類から選べ、家族型の場合は同居の親族から別居の未婚の子(一人暮らしの学生のイメージ)まで補償対象となります。

身の回り品の補償は家族全員(同居の親族+別居の未婚の子)が補償対象で、年間を通じて10万円まで補償されます。

特約を使っても等級は下がらない!

おりても特約は、特約を使っても等級は下がりません。

利用によって翌年からの保険料が上がるというデメリットがないため、小さな怪我でも請求する方がお得になります。バーべキューで火傷したなどちょっとした軽傷でも請求すると良いと思います。

何度でも使用可能

また、契約中は特約を何度使ってもOKです。ただし、限度額があるのでそれを超えた分は自己負担となります。

補償対象とならない状況

以下の状況は補償の対象外になります。

  • 乗車中
  • 通勤中
  • 業務中

出発から帰宅までを補償する特約ですが、車に乗っている間の他に「通勤中」や「業務中」の場合も補償対象となりません。あくまでも日常生活やスポーツ中、レジャー中の事故が対象というものになります。

また危険スポーツ(専用登山具を使う山岳登坂、ボブスレー、スカイダイビングなど)やレース類の競技中(練習含む)も対象になりません。モーターレースの他、自転車レースのようなものも同様です。

自転車は山地に運んでロードレースに備えて練習(対象外)なのか、単にツーリング(対象)なのかで扱いが変わりますので、どういう目的意識を持つかはご本人次第です。

「おりても傷害特約」について

おりても特約の中のおりても傷害特約は新規契約の場合5口での加入となります。

「口ってなに?」という声も聞かれそうですが、割と昔から保険会社では補償をパッケージ化したものを1口と呼んでいます。おりても傷害特約は1口(死亡・後遺障害100万円・入院保険金日額1000円・通院保険金日額300円)をパッケージ化しています。

「おりても障害特約」の補償金額は?

補償額は次の通りです(5口の場合)。

通院保険金日額 1,500円(180日中90日限度)
入院保険金日額 5,000円(180日限度)
手術保険金 5万〜20万円(術式による)
死亡・後遺障害 500万円(後遺障害4%~100%)

後遺障害の補償は後遺障害の程度によって給付割合が異なっています。むち打ちで後遺障害(症状固定)になると4%(20万円)の保険金が受取れます。公的な障害年金の給付要件よりもかなり軽い症状から対象になります。

入院保険金は1日入院したら5,000円の保険金が払われますが、事故から180日間が補償対象期間です。半年経過したら治療中でも5000円×180日=90万円を請求して構いません。

手術保険金はパンフレットに記載がありませんが、入院保険金の補償の中に組み込まれているので自動セットと思うと良いです。開腹手術ともなると20万円の給付になりますし、手足の骨折(観血術)だと5万円の給付になり、術式により補償額が異なってきます。

通院保険金は軽傷でも1日通院すると1,500円給付されるので一番使用頻度が高い補償です。保険金は90日分が限度となるのですが、対象となる期間は180日となります。

「おりても傷害特約」の特徴

次におりても障害特約の特徴について説明します。

本人型・夫婦型・家族型から選べる

おりても障害特約は、本人型・夫婦型・家族型から選べます。 保険料に差もありますので使い方によって選択しましょう。

口数を決められる

新規契約時には5口での契約となりますが、継続時には1口単位、最大10口まえ選べます。

お子さんのいる家庭、レジャーやスポーツに出かける人にはお勧め

子供が小さいうちは車での移動も多くなりやすいです。また小さい子はケガもしやすいですし、後述する身の回り品の補償とセットで一律の保険料ですので、専用のスポーツ保険を選ぶよりお得な場合もあります。

対象外となる危険なスポーツもあるので注意

山岳登はん(注1)、リュージュ、ボブスレー、スケルトン、航空機操縦、スカイダイビング、ハンググライダー搭乗、超軽量動力機搭乗、ジャイロプレーン搭乗その他これらに類する危険な運動中、レース(練習中含む)は補償対象外となっています。
※(注1):ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するもの、ロッククライミング(フリークライミングを含みます。)

ここで少しわかりにくいのは山登り(山岳登はん)ではないかと思います。
山登りで対象外になるのは専用登山具(ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等)を使用する山登りやロッククライミングなどです。普通のトレッキングくらいですとおりても特約で補償対象になります。

登山は夏と冬とで全く様相が異なりまして、例えば夏場の北アルプスは専用登山具を使う必要が無いのでおりても特約の対象になりますが、冬場になると専用登山具を使うのでおりても特約の対象になりません。

対象外の危険スポーツを行っている方は専用保険を手配するのが無難です。

「おりても身の回り品特約」について

出発から帰宅までのうち、車外に持ち出した身の回り品が補償対象になります。また、家族全員が補償対象です。

「落として壊れた」「盗難に遭った」など突発的な事故を補償する特約になります。

突発的というのが重要になりまして、例えば雨の中でゴルフプレーをし、翌日アイアンが錆びてた、など錆びとか腐食、カビや摩耗などは対象となりません(突発でも釣り具やサーフボードが波にさらわれたという場合や何らか内部でショートした、など対象外の物もあります)。

補償金額はどれぐらい?

補償金額 10万円(年間限度)
免責金額 5,000円

1回の破損や盗難事故等で免責が5,000円(自己負担)かかります。例えば3,000円で買ったモバイルバッテリーを落として壊してしまっても損害が5000円の免責以内なので1円も保険金は出ない事になります。

あくまでも5,000円を超える品物が対象ということになりますね。

補償対象となるものは?

身の回り品と特約は、対象外以外のものはすべてが補償対象です。

対象外になるものは以下の通りとなります。

対象とならないもの
現金 / 有価証券 / クレジットカード / 貴金属 / 宝石 / 美術品 / 帳簿類 / 印鑑 / 船舶 / 携帯電話 / スマホ / 義歯 / コンタクトレンズ / ラジコン / 動植物 / 危険スポーツで挙げたスポーツに使う道具 / など

こうみると対象外が結構ありますので、逆に何が保険の対象になるか気になりますよね。

まず持ち歩く物の代表として携帯電話・スマートフォンがありますが、これは明確に補償不可となります。(モバイルルーターも不可です。)

タブレットやノートパソコンも持ち歩いたりしますが、これらは携帯電話等に当たらないので補償対象に含まれます。

旅行先にはデジタルカメラやビデオカメラを持っていく場合も多いと思いますがこれらも補償対象となります。

ゴルフクラブやテニスのラケット、スキー板など危険スポーツに該当しないスポーツの道具類も対象となります。

財布を盗まれたという場合も、現金やクレカが対象にならなくても財布は対象になったりします。

保険約款には対象外となる物が列挙されてますので、それ以外は対象になるという押さえかたをすると良いかと思います。

「身の回り品特約」で請求しやすくするためのポイント

物の損害は、修理できる場合は修理費を支払う事になっています。

時々一部破損したら買い替えてしまった、という方がいます。これは悪手になります。お店側が修理不能と判断するような場合はこの限りではありませんが、修理可能な限りは修理から考えていく事になります。

基本は時価(中古価格)を限度に修理費を払う。時価を越えたら全損として中古価格(購入時の金額から減価償却)を支払うという事になります。

また、紛失は対象外ですし盗難は警察への盗難届が必要になります。

ゴルフクラブ関連だとゴルフ場へその日のうちに証明をお願いするのも請求しやすくなります。

おりても特約の費用はどれぐらい?

おりても特約は自動車保険の使用目的などにに左右されず保険料は一律となっています。

おりても傷害特約(本人型) 2,630円
おりても傷害特約(夫婦型) 4,160円
おりても傷害特約(家族型) 9,900円

※すべて「身の回り品特約」が含まれています。

分類的に傷害保険の一種であるおりても傷害特約ですが、見方によっては制限が加えられた傷害保険です。

傷害保険だと24時間365日補償というものもありますが、おりても傷害特約は車で出発してから帰宅するまでの間でさらにその間の自動車搭乗外という制約がある事になります。

制限がある分逆に保険料は安くなり、スポーツやレジャーに使う方などには安くて良い保険という捉え方ができます。

ソニー損保以外で「おりても特約」と似たような補償が欲しい場合は?

他の会社の「傷害保険」をつけてみる

ケガを補償してくれる類似品は、例えばチューリッヒても扱っています(チューリッヒの傷害特約)。

ただし、おりても特約のように身の回り品補償が無いので一緒とはいきません。

おりても特約は、もともと傷害保険(ケガ)の一種なので傷害保険に携行品損害(身の回り品)の特約を付けると同様の役目を果たせるようになります。

傷害保険と携行品損害の特約自体は大手損保社に普通にあるので下記に例を挙げてみます。

損保ジャパン日本興亜|傷害総合保険の例

補償金額
通院保険金日額 1500円(30日限度)
入院保険金日額 5000円(180日限度)
手術保険金 2.5万円または5万円(入院・外来別)
死亡・後遺障害 500万円(後遺障害4%~100%)
携行品損害 10万円(免責3000円・新価払)

※就業中不担保

年間保険料
傷害総合保険(本人型) 10,930円
傷害総合保険(夫婦型) 24,900円
傷害総合保険(家族型) 54,480円

保険料だけ見ると「おりても特約」の5倍でしょうか。仕事中以外の時間が全て補償対象とはいえ躊躇する保険料かもしれませんね。

身の回り品損害(=携行品損害)は免責が2000円低く、かつ新価払というのは非常に良いところです。「おりても特約」だと補償は時価(中古価格)になってしまいますが、こちらは新価なので修理不能時には買い替え費用が出ます。

少し柔軟に考えまして、死亡保障は生命保険があるし、医療保障は医療保険がある。という方も多いのではないでしょうか。ケガの通院は生命保険等とは重複しないので死亡補償など除いてみたのが下記です(ちなみに損保は「補償」、生保は「保障」という表現をします)。

上記の表から重複しそうなものを除いた場合

補償金額
通院保険金日額 1,500円(30日限度)
入院保険金日額 1,500円(180日限度)
手術保険金 7,500円または15000円(入院・外来別)
携行品損害 10万円(免責3,000円・新価払)

※就業中不担保

年間保険料
傷害総合保険(本人型) 4,790円
傷害総合保険(夫婦型) 10,980円
傷害総合保険(家族型) 22,780円

このように補償内容を変えるだけで、かなり保険料が節約されることがわかると思います。

ただし、補償内容そのものは保険会社によって異なりますのでご注意下さい。例えば、おりても特約と損保ジャパン日本興亜の携行品損害を比較すると、おりても特約はノートパソコンはOK、損保ジャパン日本興亜は不可。おりても特約は現金盗難は不可、損保ジャパン日本興亜は現金OK(5万円限度)という具合に異なります。

カード会社のプチ保険的なども安くて利用しやすい

クレジットカード会社は会員向けにプチ保険的なプランを取り扱っている会社があります。月々300円くらいからと大変お手頃です(もっとも、おりても特約は本人型で月に直せば240円くらいでしょうか)。

ピンポイントなら国内旅行傷害も可

1日単位のケガの保険として「国内旅行傷害保険」という保険もあります。1日500円程度でも割と充実した内容になります。

au損保 国内旅行保険の例

補償金額
死亡・後遺障害 500万円(後遺障害4%~100%)
入院保険金日額 4000円(180日限度)
手術保険金 2万円または4万円(入院・外来別)
通院保険金日額 1000円(30日限度)
賠償責任 5000万円
救援者費用 200万円
保険料
国内旅行保険(1泊2日まで) 262円

保険料を節約するには重複に注意

人に関する補償は生命保険や都道府県民共済などと重複する部分も出てきます。
また、買い物した物が壊れるリスクなどはカード自動付帯のショッピングガード保険でカバーされている事もありますし、国内旅行保険が付帯されているカードもあります。

おりても特約をつける場合は、自分がすでにこうした補償のあるものに加入していないか必ずチェックすることをオススメします。補償内容に重複があると無駄な保険料を支払うことになりますので、上記のようなものをチェックするといいでしょう。

まとめ

まとめ
  • おりても特約とは、怪我や持ち物の破損を補償してくれる自動車保険特約
  • 使っても等級は下がらないし、使用回数にも制限がないので、気軽に使ってOK
  • 本人型・夫婦型・家族型から選べ、費用は約2,600円から。10,000円ほどで家族全員が補償対象となる。
  • スポーツ保険と比べてもお得であり、おりても特約で十分な場合も。特に子供がいる家庭などにオススメ。

おりても特約は対象範囲であればスポーツ保険と比べても遜色ないほどお得な保険です。特に子供がいるファミリーだったり、保険をひとつにまとめたい方などは加入を検討してもいいと思います。

ただし、生命保険などにも似たような補償がついている場合がありますから、無駄な保険料を支払わないよう、ご加入の保険に重複がないか確認した上で加入するようにしましょう。

ABOUT ME
Pigeon
Pigeon
20年以上保険業界に携わってきたFP(ファイナンシャルプランナー)。独自の視点で自動車保険を分析して補償内容を語る一方、事故時の対応や保険の使い方まで広く解説できる長年の経験が持ち味。持論は「事故は損害賠償の問題、保険だけじゃ解決できない」です。

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