5年間の無事故・無違反を達成するともらえるゴールド免許。この運転免許証を持っている方は事故を起こすリスクが少ないということで、多くの保険会社は保険料の割引をしてくれます。
ただ、5年間、無事故無違反を達成するのは難しいもの。時にはゴールド免許からブルー免許に切り替わる場合もあります。このような場合、当然ゴールド免許割引もなくなりますから「今まで安い保険料に慣れていた分、急に割り増しされるとキツイ」と感じる方も多いですよね。
ご安心ください。ゴールドからブルーに切り替わっても、なるべく保険料を安く抑える方法はあります。この記事では、ゴールド免許からブルー免許に切り替わった際に、保険料をなるべく安く抑える方法についてお伝えいたします。
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目次
ゴールド免許からブルー免許になっても保険料を安くする4つの方法
ゴールド免許からブルー免許に切り替わっても保険料を安く抑える方法は以下の4つが考えられます。
- 免許が切り替わる前に長期契約を結ぶ方法
- 保険会社を見直す方法
- 車両保険の補償内容を見直す方法
- 啓明被保険者をゴールド免許の人に変更する方法
免許が切り替わる前に長期契約を結ぶ方法
まずは、免許が切り替わる前に、自動車保険の長期契約を結ぶ方法です。
ゴールド免許割引は、契約開始日(始期日)にゴールド免許であるなら適用される割引。裏を返せば、保険の契約中にブルー免許に変わったとしても、満期までは割引が適用されるということ。つまり、ブルー免許に切り替わる前に長期契約を結んでおけば、ゴールド免許割引が適用されたままの保険料で保険が使えるということです。
ちなみに、長期契約できる年数は、2〜7年と、それぞれの保険会社によって用意されている年数が異なります。
ただし、長期契約ができるのは、代理店型の保険会社です。代理店型はそもそもの保険料が高いので、長期契約は「新しい自動車保険を使うつもりのないが、少しでも保険料を安くしたい」という人向けの方法となります。「保険料を安くする」ということをとるなら、次に、紹介する「保険会社の見直し」のほうが大きく保険料を安くすることができます。
保険会社を見直す方法
自動車保険を乗り換えた経験がある方はご存知かと思いますが、同じ条件でも年間保険料が数万円も違ってくるのが自動車保険です。ですから、保険会社選びを徹底すれば、ブルー免許になったとしても、保険料を安く抑えることは十分可能です。もしかしたらゴールド免許だった今よりも安い保険が見つかることもあります。
特に、今まで代理店型の保険を使っていた方。現在はダイレクト型の自動車保険がかなり充実しています。代理店と比べると年間保険料がかなり抑えられるのがダイレクト型自動車保険の特徴です。年間5万円以上も保険料が安くなることも全く珍しくありません。
このように、保険料を安く抑えるという点で言えば、保険会社を見直すことがもっともオススメの方法です。そして複数社の見積もりをとるなら、今は便利な一括見積もりがあります。最短5分程度の入力で複数保険会社の見積もりがとれますので、一度見積もりをとってみることをオススメします。
車両保険の補償内容を見直す
今まで車両保険を一般型でつけていた方も多いと思います。しかし、自損事故の少ない方であれば、エコノミー型のほうがお得です。エコノミー型とは、補償範囲に制限のあるタイプのこと。簡単に言ってしまえば、自損事故は補償の対象とはなりません。ただ、年齢を重ねれば自損事故を起こすリスクも減ってきますし、エコノミー型でも十分という方は多いです。運転に自信があればエコノミー型に切り替えるのもアリです。
さらに、一般型のままにしておいて、免責金額を設定するという方法もあります。免責金額とは、自己負担金のようなものです。例えば免責金額を10万円に設定したら、修理費のうちの10万円は自分で負担しなければなりません。ただ、保険会社からしたら自己負担金を設定してもらうことはありがたいので、毎年の保険料はその分安くしてくれます。数万円安くなることもあるので、免責金額を設定するのはかなり有効な手段となります。
記名被保険者を家族でゴールド免許を持っている人に変更する
最後は記名被保険者(主に運転する人)を変更する方法です。
自動車保険は契約者(保険料を払う人)と記名被保険者(主に運転する人)は別々でも問題ありません。そして、条件を満たせば記名被保険者を変更することもできます。、簡単に言うと家族間でなら変更することができるという認識でも構いませんが、正確に言うと以下の通りです。
- 配偶者
- 同居の親族
- 配偶者と同居の親族
この場合には記名被保険者を変更できます。そして、記名被保険者が変わったとしても、等級は引き継がれます。つまり、例えば現在13等級だとしたら、記名被保険者が変わったとしても13等級のままからスタートできるということです。かつ、新しい記名被保険者がゴールド免許だったら、今まで通りにゴールド免許割引が適用可能。これなら今までと変わらない保険料で継続できます。
ゴールド免許からブルー免許になったら保険料はどれだけ上がるか?
一般的に、ゴールド免許割引は10%前後の割引率となっていることが多いです。
仮にゴールド免許割引が適用されて、年間の保険料が60,000円だとすると、だいたい66,000円になります。多くの場合は数千円で済むかと思いますが、中には1万円以上の値上がりをしてしまう方もいるかもしれません。今までの保険料との差が激しいと感じたら保険の見直しなどを行い、保険料をなるべく安く抑える工夫をしたほうがいいと言えるでしょう。
契約中にブルー免許になったらゴールド免許割引は取り消される?
上にも書いた通り、自動車保険の更新時にゴールド免許を持っていれば、その契約期間中はゴールド免許割引が適用されます。つまり、更新時にゴールド免許であれば、契約途中でブルー免許になったとしても、途中でゴールド免許割引が取り消されるようなことはありません。
ゴールド免許と虚偽申告をすると保険金が支払われなくなる
ブルー免許なのにゴールド免許だと虚偽の申告をするのだけは絶対にダメです。最悪、事故発生時に保険金が支払われなくなります。これでは保険金を払って無保険で運転しているようなものです。嘘をつくことだけは絶対にやめましょう。
まとめ
- ゴールド免許割引がなくなっても、長期契約にしたり、保険会社を見直したり、車両保険の変更、記名被保険者の変更などで、今後の保険料を安く抑えることは可能。
- ゴールド免許からブルー免許になったら、10%程度の値上がりは覚悟する
- ブルー免許になった時点でゴールド免許割引が取り消されるわけではない。あくまでも、契約開始日がゴールド免許なら契約期間は割引が継続される。
- ゴールド免許割引の虚偽申請は、保険金が支払われなくなるので絶対にダメ
自動車保険は免許の色で保険料が変わる保険です。グリーン免許とブルー免許で区別しているところは少ないですが、すべての会社でゴールドとそれ以外では保険料が変わります。ゴールド免許からブルー免許になった場合は今回紹介したテクニックを駆使して少しでも保険料節約に役立ててください。
スピード違反などで違反を食らってしまう方も多いです。その場合、ブルー免許になってしまいますが、少なくともある向こう5年間はゴールド免許に戻れません。その間、保険料を安く抑えるには、保険会社や保険内容を見直しすことが大切です。
ただ、保険料だけでなく、補償も大事ですので、料金と補償のバランスはきちんと考えて契約を行いましょう。
最後に豆知識になりますが、軽微な違反(違反点数3点以下)1回であれば、次回ブルー免許の有効期間は5年間になりますが、2回以上の交通違反をしてしまうと違反運転者として有効期間は3年に短くなります。そうすると、講習時間が1時間から2時間に増える上、更新手数料も高くなります。まだ違反を1回しかしてない人は違反運転者にならないよう安全運転を心がけましょう。
また5年間の無違反を達成できれば優良運転者としてゴールド免許に復帰できます。そうすればまたゴールド免許割引が受けられるようになるので、安全運転は徹底したいものですね。
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