カーライフ

都会に住むなら車はいらない?地方と両方住んだ私が必要性について語ってみる

およそ「0.4」。これは東京都の一世帯あたりの自動車保有数です。全国で見てもワースト1の数字。逆に一位の福井県は「1.752」なので、どれぐらい低いかお分かりいただけるのではないでしょうか(参考:【平成27年】自動車検査登録情報協会

「都会で車を持つべきか」については昔から意見が分かれています。持った方がいい派、持たなくていい派。私は都会暮らしと田舎暮らしどちらも経験していますが、正直都会での車の必要性は薄かったです。ただ、全員が全員そうだとは思っていません。その人の居住環境や生活スタイルによって、車の使い方を変えるべきだと考えます。

車はもちろん便利です。ただ、コストの問題も無視できません(特に都会ではそれが顕著です)。そう考えたとき、あなたは都会で車を持ちたいと思いますか?

この記事では都会での車の必要性について考えていこうと思います。

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都会に車は必要ない?一人暮らしの私が感じた4つの理由


私は仕事の関係で東京に住んでいた時があります。もともと関西のとある田舎で暮らしていたので、車は日常的に乗っていたのですが、都会特有の「高い維持費」はキツイだろうなということで売却。上京してからは車のない生活を送っていました。

処分したこと(持ってこなかったこと)をどうかと聞かれれば、私は正解だったと思っています。

理由は4つあります。

  • 都心に近く交通の便が良かったこと
  • マンションに専用駐車場がなかった
  • 都会は田舎と比べて運転しづらい環境なこと
  • 車が必要になったらカーシェアリングを活用していたこと

都心に近く交通の便が良かったから

当時の私は東京23区内に住んでおり、最寄り駅には地下鉄2線、もう少し歩いたところには私鉄の駅。当然車の必要性は全くありませんでした。不必要というより、使わなくても不便がないため、存在が薄れていったという感じです。

これは私のケースが特別なのではなく、そもそも東京はそういうところです。JR・地下鉄・私鉄。いろんな路線が通っているので、行けないところはほぼありません。また田舎みたいに1時間おきでなく、5〜10分おきぐらいに電車が走っています(わざわざ電車の時間に合わせて行動する必要もなし)。正直「移動するだけ」なら電車のほうが圧倒的に便利なのが都会の良さです。

出先でも自分の家でも「駐車場」に困るから

田舎で育ってきた私にとって駐車場は「タダ」みたいな感覚だったのですが、都会では「お金を払うのが普通」です。街に出かけたら有料パーキングを使うのが当たり前ですし、賃貸なら家でも駐車場代がかかります。

そしてこの駐車場代がかなり高い…。コインパーキングは1時間500〜700円ほど。銀座のような一等地ならもっとします(場所によってかなり変わります)。こうした出費にはある程度余裕がないと耐えられないでしょう。

さらに、マンションやアパートの駐車場代はだいたい2〜3万円〜が相場です。田舎と比べると倍以上は違います。しかも自分のマンションに駐車場があるとは限りません。私の住んでいるところも駐輪場はありましたが、駐車場は用意されていませんでした。この場合は近くの月極駐車場を使うしかないのですが、高い利用料を払っているのに家から5分〜10分も歩かなければいけないなんて、なかなか不便じゃないですか?私はこうしたところも都会で車を持ちにくい理由のひとつだと捉えています。

都会は田舎と比べて運転しづらいから

都会に住んでいる方はわかると思いますが、狭い土地にたくさんの建物が並んでいます。道幅が狭くなっていたり、駐車区画も狭いです。そもそも出先で駐車場を探しても、どこも満車でなかなか見つからないこともしばしば。せっかく見つかっても、街の中心部からかなり遠くなってしまうのはよくある話です。こういうのを総合すると、田舎よりも運転しづらい環境には確実にあると思います(私の田舎は道も広いし、駐車場に困ることはまずありません)。

車が必要になったら「カーシェアリング」でことたりたから

ここまで都会の悪い面ばかりをあげましたが、もちろんいい面もあります。それが「カーシェアリングサービス」です。田舎にはないようなサービスを利用できるのは都会特有の強みだと思います。

運転すること自体は昔から好きだったので、存在を知ってからはすぐに登録しました。ちょっとした遠出(プチ旅行)、大きなもの(家具・家電)を買いにいく時など、意外と利用する機会は多かったです。車種も好きなものを選べたので、用途によって変えられるのも便利でした。私の場合は月1〜2回ぐらい車に乗れれば満足だったので、高い維持費を払って自分の車を持つよりも、カーシェアを利用するほうがよっぽど経済的で良かったです。

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小まとめ

私が車を必要としなかった理由
  • 東京23区内で電車の都合が非常に良かったこと
  • 高いコストがかかる「駐車場問題」があったこと
  • 都会は車ユーザーにはやさしくない環境だったこと
  • カーシェアリングの使い勝手が良かったこと

車を売る前にやっておけばよかったなと思うこと

そんな感じで都会に来る前に車を売った私ですが、今だから言えることをアドバイスさせてください。

もし都会への引っ越しなどで車の売却処分を考えているなら、絶対に査定は複数とったほうがいいです。私が車を売った時は3社ほど回ったのですが、車屋によって提示額は全然違いました(だいたい15万円ぐらい)。最初に行ったところよりもっと高く買い取ってくれるところがあるかもしれないので、よほど面倒でない限りいくつか回ったほうがいいです。

あとは車屋に行く前にネットで相場を調べておけばよかったなと思いました。今は一括査定サービスなどがあるので、それを使えばだいたいの相場がわかります。車屋が出してきた査定額が高いのか安いのかも判断できるのでやっておけばおいたほうがいいです。相場感を知るためにも事前に査定しておくことがオススメですよ。

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家族をも持つと都会で車を持つ必要性も高くなる?


とは言え、車がいらなかったのは当時の私の話。ライフスタイルが違えば都会でも車を持ったほうが便利という人もいます。私の周りで車を持っている人を思い出してみると、以下のような共通点がありました。

  • 小さな子供がいる
  • ご老人と同居している
  • モータリゼーション化が進んでいる地域に住んでいる
  • 仕事や趣味で車を使うことがかなり多い

小さな子供がいる

私の友人に小さな子供を持っている人がいたのですが、その人は電車よりも車を使うことが多いと言っていました。出産後しばらくは電車で移動していたようですが、やはりベビーカーで電車に乗るのは大変なんだそうです。人混みの中ベビーカーを押して歩かなければいけないし、しかも駅によってはエレベーターがなかったりします。その場合はベビーカーを持って階段の登り降りをしなければなりません。「出産前は全然気にしなかったけど、今は出先の駅にエレベーターがあるかどうかは必ず調べるよ。なかったら自分で持って歩くしかないよね。大変だけど」と言っていたことは今でも覚えています。

その後夫婦で車を購入したのですが、やっぱり車のほうが圧倒的に楽なんだそう。「電車って意外と狭くてベビーカーが入れるスペースが少ない。特に混んでいる時なんかはベビーカーが邪魔に思われているんじゃないかと気になって精神的にも疲れてたけど、車は完全にパーソナルな空間だからストレスは全然かからない。子供が泣きはじめても迷惑かける相手もいないし」とのこと。家庭を持つを所有率が上がるのもこうした背景があるのかもしれません。

ご老人と同居している

ご家族にご高齢者のおばあちゃんがいる知人もいたのですが、そのご家庭にとって車はもはや「必須」だそうです。通院・外食・ちょっとしたお出かけ。こうした時に電車で移動するのはとてもじゃないけどできないとのこと。

やはり足が悪いところを歩かせるのは危ないですし、気持ち的にも忍びないと思います。私も自分の祖父や祖母を駅までの道や人混みの中を歩かせたくありません。また電車は必ず座れるとも限りませんし、駅にエレベーターがないこともあります。

高齢者には高齢者のペースがありますので、それに合わせてゆっくり行動できることは車のメリットとなりそうです。

モータリゼーション化が進んでいる地域に住んでいる

東京といっても23区とそれ以外の地域では結構違いがあって、23区外は意外とモータリゼーションが進んでいます。レストランやコンビニ、その他ショップも駐車場を完備しているところが多いです。車を使いやすい環境が整っているからこそ、使う機会も多いと思います。

ちなみにドライブスルーが多いかどうかでモータリゼーションの進み具合が判断できますので、もし都会に引っ越す予定のある人は目安にしてみるのもいいかもしれません。

仕事や趣味で車を使うことがかなり多い

自営業を始め、営業職の人は移動手段として車を持っている人が多かったです。また、アウトドアの趣味がある友達は、ハイエースなどのバンを保有していました。キャンプを始め、サーフィン・スキー・スノボ・釣りなどのアウトドアの趣味を楽しめると言っていました。アウトドアグッズを乗せても狭くならないためには、大きめの車を持っていると便利とのこと。時には車の中で宿泊することもあり、車と共に家族の思い出作りができているようです。

都会でちょっとだけ車を使うならレンタカーとカーシェアリングのどちらがお得?


自分の車を持つまでもないけど、たまには車に乗りたい。都会だからこそそんなニーズは多いと思います。私も田舎では日常的に運転していたので、車に乗りたくなる時がありました(特に日帰りのプチ旅行の時など)。

そんな時は「レンタカー」か「カーシェアリング」が一般的な選択肢になると思うのですが、どちらがお得なのか。私は使う機会がそれなりにあったのでカーシェアリングを利用していましたが、改めて客観的に分析してみました。

【注意】年に1〜2回しか乗らないならレンタカーでOK

そもそもなんですが、年に1〜2回しか車を使う予定がないならレンタカーで十分です。カーシェアリングは月額の会員費(1000円程度)がかかってきますので、あまり乗らないならそこにお金をかけても仕方ありません。

「安さのレンタカー」と「使い勝手のカーシェア」

私は安く使いたいならレンタカーのほうがいいと思うし、使い勝手をとるならカーシェアを選ぶほうがいいと個人的には思っています。

値段はレンタカーの方が割安

カーシェアは「チョイ乗り」できる反面、時間換算では少しお高め。一方レンタカーはある程度まとまった時間かりることが前提なので、時間換算すればカーシェアよりも割安です。

以下はレンタカーとカーシェアリングの料金の比較表です。

レンタカーとカーシェアの料金比較表(トヨタvitzの場合)
ニッポンレンタカー トヨタレンタカー オリックスレンタカー タイムズカーシェア
15分ごと 206円(=824円/1h)
6時間まで 6,048円 5,400円 5,400円 4,020円
12時間まで 6,048円 5,400円 5,400円 6,690円
24時間まで 7,668円 7,020円 7,020円 8,230円
以後1時間毎に 1,188円 1,080円 1,080円 824円
以後1日毎に 6,588円 5,940円 5,940円
アーリーナイトパック(18:00~24:00) 2,060円
レイトナイトパック(24:00~翌9:00) 2,060円
ダブルナイトパック(18:00~翌9:00) 2,580円

※カーシェアの12時間プラン・24時間プランは16円/kmの距離料金が別途あり。

こう見ると若干レンタカーのほうが安いのがわかります。

ただ、6時間までで言えばカーシェアのほうが安いですね。しかも後述しますが、カーシェアの場合はガソリン代はかかりません。そう考えるとカーシェアも一矢報いていることがわかると思います。

意外だったのは、レンタカーは6時間借りても12時間借りても料金が同じこと。少なくともトヨタVitsで調べた3社は一緒でした。ただ、車種などによって若干違ってくるみたいなので、そのあたりは借りる前に確認してください。

カーシェアリングは使い勝手が圧倒的に良い


私としてはカーシェアリングの魅力は使い勝手が圧倒的にいいことだと思っています。実際に利用してみて以下の点はすごく魅力的でした。

  • 24時間いつでも乗れるし返却できる
  • チョイ乗りができる
  • ガソリン代がかからない

24時間いつでも乗れるし返却できる

レンタカーは営業時間内しか借りたり返したりできませんが、カーシェアにそうした縛りは一切ありません。朝5時に借りて、深夜2時に返しても大丈夫です。

これで何が大きく変わるかというと、出先での時間の使い方です。特にプチ旅行の時などは出先でいろいろと楽しみたいと思う人がほとんどだと思いますが、レンタカーだと「時間内に車を返さなきゃ」とどうしても時間に追われてしまうことってありませんか?せっかくの旅行なので「もっとあれもこれもしたかったのに」とは思いたくないはずです。そういう点で言えばカーシェアは時間を気にする必要は全くないので、夜遅くに返しても全く問題なし。これだけで旅行を楽しめる幅が全然変わってきます。

チョイ乗りができる

2〜3時間だけちょこっと使いたいというニーズにも対応しているのがカーシェアの良さです。レンタカーだと最低でも6時間プランになってしまうので、乗らない分の費用がムダです。

チョイ乗りは特に大きなものを買いに行く時などに便利です。あとは気分転換で運転したい時(私も良くこのケースで使っていました)。このように日常生活で使うイメージがあるなら、カーシェアリングのほうが向いていると思います。

ガソリン代がかからない

レンタカーの場合はガソリン代は自己負担となりますが、カーシェアリングは会社が負担してくれるので自分で支払う必要がありません。これは個人的にはかなり嬉しいポイントでした。車内に備え付けてある専用のクレジットカードを使ってガソリンが給油できます。しかも給油すると、お礼として15分ぶんの料金が割引されます。

私としてはカーシェアはかなり使い勝手がいいです。上にあげた以外でも、その人によって使い方の幅は広がると思います。ライフスタイルに合わせていろいろな使い方を探してみてください。

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【おまけ】全国の車所有率を調べてみた

最後に全国の車の保有台数を紹介して終わりたいと思います。「若者の車離れが」なんて言われていますが、平成元年から比べるとかなり伸びています。ここ数年は少し減っているようですが、車はやはり生活の必需品のようですね。

あと、都会は軒並み世帯あたりの保有率が低いのも面白いデータです。

順位 都道府県 世帯当たり普及台数 保有台数 世帯数
1 福井 1.752 501,561 286,201
2 富山 1.712 698,971 408,370
3 山形 1.678 685,919 408,771
4 群馬 1.655 1,349,671 815,489
5 栃木 1.628 1,303,748 800,853
6 茨城 1.608 1,924,997 1,197,415
7 岐阜 1.604 1,279,850 798,069
8 長野 1.588 1,351,728 851,059
9 福島 1.568 1,202,457 767,059
10 新潟 1.558 1,370,927 880,005
11 山梨 1.545 543,759 351,845
12 佐賀 1.52 491,051 323,025
13 石川 1.494 702,154 470,024
14 三重 1.467 1,134,517 773,416
15 鳥取 1.451 339,008 233,650
16 静岡 1.419 2,171,363 1,530,499
17 滋賀 1.408 780,089 554,109
18 島根 1.403 401,068 285,854
19 岩手 1.403 727,044 518,383
20 秋田 1.387 590,457 425,771
21 岡山 1.372 1,130,059 823,543
22 徳島 1.357 449,239 331,059
23 香川 1.342 577,049 430,089
24 熊本 1.314 1,000,973 761,778
25 宮城 1.311 1,260,798 961,409
26 愛知 1.295 4,054,840 3,130,046
27 沖縄 1.288 786,105 610,129
28 大分 1.285 678,123 527,744
29 宮崎 1.276 660,376 517,715
30 山口 1.235 812,144 657,547
31 青森 1.227 719,820 586,819
32 和歌山 1.212 531,811 438,709
33 鹿児島 1.153 927,138 804,220
34 愛媛 1.123 726,864 647,461
35 広島 1.113 1,425,594 1,280,555
36 奈良 1.112 645,893 580,843
37 高知 1.103 389,049 352,813
38 長崎 1.087 682,675 628,227
39 福岡 1.083 2,513,987 2,321,718
40 北海道 1.008 2,758,848 2,738,172
41 埼玉 1.004 3,135,431 3,124,151
42 千葉 1.002 2,741,172 2,735,874
43 兵庫 0.921 2,278,961 2,474,489
44 京都 0.835 989,595 1,184,484
45 神奈川 0.731 3,035,037 4,150,981
46 大阪 0.657 3,091,238 4,147,504
47 東京 0.456 3,091,238 6,784,194


参考:自動車検査登録情報協会 平成27年8月14日

まとめ

まとめ
  • 都会でも車が必要なケースもあるので、居住地や生活スタイルによって利用方法を考えてみよう
  • 都会は、車ユーザーにとって優しい環境ではない(維持費が高い、道路が狭いなど)
  • 都会の場合はレンタカーやカーシェアで使うのがお得な場合も
  • 地方の場合は、車社会なので不便が生じる場合は保有すると良い

車を所持するかは、都会に住むか地方に住むか、居住地によって変わってきます。一概には言えないので、自分の取り巻く状況を考慮してみてくださいね。

ABOUT ME
みほみほ
みほみほ
大手損保会社にて、自動車事故後のお客様対応をしていました。主な仕事は、保険金の支払いしたり、契約者様の代わりに相手方と示談をすることです。一年に数百件の事故担当をしたこともありました。事故が起こった時に気を付けるポイントなど、保険会社の目線で詳しく伝えたいと思っています。また損害保険募集人の資格も持っていますので、保険の知識を生かして、保険の意義についても伝えていきたいと思っています。

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