自動車保険

【自動車保険】2台目の等級は何等級スタート?有利にする3つの方法

新しく2台目の車を持つ場合、等級は新規6等級からスタートします。たとえ1台目の等級が高いとしてもこれは変えられません。

ただ、2台目の車には「セカンドカー割引」等の割引制度や、「等級入れ替え」とった節約テクニックを使い、等級を有利にスタートさせる方法があります。もちろん一定の条件下でしか使えませんが、当てはまるなら絶対に利用したいところです。

この記事では2台目の保険をお得にする方法と、その条件についてお伝えします。

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2台目を買った場合は何等級からスタートするのか?

ライフスタイルの変化等により、新しく2台目の車を買い足す場合もあると思いますが、この場合等級は「買い足し」か「買い替え」かによって変わってきます。

追加購入の場合 2台目は6等級スタート
買い替えの場合 前の車の等級引き継ぎ可能

買い足しの場合は新規の6等級からスタート

自動車保険は人にかかっていると勘違いされやすいですが、名前通り「車にかかる保険」です。等級も同じで、ドライバーにかかっているわけではなく車にかかっています。つまり、新規で車を買い足した場合は新しい保険に加入する必要があり、等級も6等級からのスタートとなるのが通常です(セカンドカー割引を使えば7等級スタート)。

買い替えの場合は等級を引き継げる

一方買い足しではなく買い替えの場合は等級を引き継ぐことができます。これを「車両入替」と言います。車両入替を行うには買い替えから30日以内に手続きを行う必要があるので、速やかに手続きをすませましょう。万が一遅れた場合は新規契約となるため等級が引き継がれませんのでご注意ください。

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2台以上所有する際の節約テクニック3つ

高い等級に慣れてしまうと、6等級では保険料が高いと感じがちです。ただ、2台目以降であればセカンドカー割引や家族間での等級入れ替えを行うことで保険料の節約を図ることができます。

保険料をカットする方法には以下の3つがあります。

  • セカンドカー割引の使用
  • 家族間での等級入れ替え
  • 1台目と同じ保険会社にまとめる

①セカンドカー割引を利用する

2台目の等級をアップさせる方法として最も活用されているのが「セカンドカー割引」です(「複数所有新規契約」とも言います)。

セカンドカー割引を使うと等級は7等級からスタートすることができるため大変お得です。
どのぐらいお得かというと次の通り。

等級 割引率
6等級 19%
7等級 30%

6等級と7等級では11%も割引率が違います。特に高級車を利用している方や若者で保険料が高い方はセカンドカー割引を使うだけで数万円も保険料が安くなることも考えられます。

さらに、1台目と2台目の保険会社がバラバラでも使えるためかなり便利です。

ただ、以下の条件を満たす必要があります。

  • 1台目の等級が11等級以上
  • 1台目と2台目の所有者が「個人」
  • 1台目と2台目の記名被保険者が「個人」
  • 1台目と2台目が自家用8種車
  • 2台目の所有者が1台目と同じ人・配偶者・同居の親族または1台目の記名被保険者

自分が2台目を追加する時だけでなく家族が車を買う時にも有効です。例えば旦那や妻、または子供が車を買うときなどもぜひ利用してください。

②等級入れ替えを利用する

2つ目が家族間での等級入れ替えです。

自動車保険は同じ等級でも年齢が上のほうが保険料は安いです。これは年齢条件による割引が追加されるからです。

例えば20歳のお子さん7等級と、50歳の父親20等級がいたとします。
仮にお子さんの保険料が15万円、父親の保険料が3万円だとすると、トータルでは18万円になります。

しかし、等級入れ替えをしてお子さん(20等級)父親(7等級)にすると、お子さんの保険料が8万円、父親の保険料が5万円のトータル13万円まで抑えられます。

このように年齢が若い人に高めの等級がいくように調整するだけで、家族トータルの保険料は大幅にカットできます。

ただ、等級入れ替えができるタイミング(条件)は決まっています。

  • 車を買い替えた場合
  • 車を増車(新しく購入)する場合
  • 持っている車を譲渡・売却・廃車にする場合

しかし、異なる保険会社間でも等級入れ替えはできるため、活用の幅は広い方法です。営業マンによって提案してくれないことも多いですが、親子で車を所有する際は特に利用したい方法なので必ず検討しておきましょう。

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③1台目と同じ自動車保険に加入する

自動車保険には「ノンフリート多数割」または「ミニフリート契約」と言って、自動車保険を同じ保険会社にまとめることで割引が受けられる制度があります。割引率は契約台数に応じて1〜5%程度の範囲で変わります。

割引以外のメリットとしては、保険料を分割払いにしても割増がなくなること。人によっては利用価値が高いかもしれません。

ただ、割引率があまり高くないこと、そして保険の始期日を揃えるために一旦保険を解約して加入し直しが必要(等級アップもおあずけ)になるなど、デメリットもあります。またノンフリート多数割を用意してない保険会社もあるので、必ず適用されるわけではありません。

割引率が小さいことを考えると、バラバラの保険会社でもいいので比較検討し、安い保険を探したほうがお得な場合もあります。本当にまとめるのがお得なのかは一度考えたほうがいいでしょう。

※ノンフリート多数割を利用してもセカンドカー割引は利用できるので、そちらも必ず忘れずに。

【プロが診断】ケース別にみるオススメの方法

車を2台以上持つといっても様々なケースが考えられますから、以下3つのケースをもとにオススメの方法をご紹介します。

  • 自分ひとりで2台以上持つ場合
  • 夫・妻の車として買い足す場合
  • 子供の車として買い足す場合

自分ひとりで2台以上持つ場合

自分一人で2台目以降を持つ場合は、セカンドカー割引を使うのが一番有効です。等級入れ替えはあまり大きな変化は期待できないでしょう。

または保険会社の乗り換えも有効です。車種や補償内容によって安い保険会社は違います。さらに通販型自動車保険は割安に保険を使うことができるので、保険料重視の方は一度見積もりをとってみるといいでしょう。

通販型自動車保険はディーラーでの取り扱いはありませんので、ご自身でネット見積もりを取る必要があります。
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夫・妻の車として買い足す場合

夫婦のどちらかの車を買い足す場合もセカンドカー割引を利用しましょう。

この時夫婦で免許の色がゴールドの人がいるのであれば、ゴールド免許の人を記名被保険者にしておくとゴールド免許割引が適用されますので保険料を安く抑える事ができます。しかし記名被保険者とは主に運転する人の事を指しますので、どちらかしか乗らないのに記名被保険者に設定するのはNGです。夫婦どちらも同じくらい車を使う場合に限って行うようにしましょう。

子供の車として買い足す場合

子供の車として買い足す場合は、セカンドカー割引、等級入れ替えのどちらも使うのが基本です。

先ほど言ったように、年齢の若い人に高い等級をあてることで家族全体の保険料はトータルでカットされます。その際にセカンドカー割引も使うとさらにお得です。

2台以上持つならプランや特約の重複に注意する

2台以上の車を持つ際に注意したいのが、プランや特約の重複です。内容によってはひとつの保険で家族全体がカバーできるものがあるので、重複があると無駄な保険料を払うことになってしまいます。

重複が生まれるプランや特約は?

重複に注意したプラン・特約は以下の通りです。

  • 人身傷害保険
  • 弁護士費用特約
  • ファミリーバイク特約
  • 個人賠償責任危険補償特約

人身傷害保険

人身傷害保険は、運転中や他人の車に搭乗中、さらには歩行中の事故でケガを負った際に、過失割合に関係なく補償が受けられる保険です。自動車保険の基本プランに組み込まれているため、多くの人がつけていると思います。

実は、この人身傷害保険は重複が生まれる部分があります。補償される状況は大きく分けて以下の3つですが、この中で②と③に関してはひとつの保険で家族全員がカバーされます。

  • ①自分の車を運転している場合
  • ②他人が運転する車に乗っている場合
  • ③歩行中や自転車走行中

なので、2台目以降は①だけをカバーする「搭乗中のみ補償」にしたほうが保険のかけ方としては合理的です。

弁護士費用特約

弁護士費用特約は交通事故の示談交渉(主に被害者になった場合)で弁護士を利用する際に、その費用を保険会社に負担してもらえる特約です。ひとつの特約で家族全員をカバーできるので、基本的には家族の中の誰か1名が付帯すれば問題ありません。車に乗っている時を含め、歩行中の交通事故でも利用できます。

また、火災保険などにも同じような特約がついている可能性がありますので、そちらの保険も確認したほうがいいでしょう。

多くの場合、保険会社が提示してくる示談金は不当に低く見積もられています。適正な額をしっかり受け取るためにも弁護士は必ずいれるべきですので、家族の中の誰か1名は付帯するようにしてください。

ファミリーバイク特約

ファミリーバイク特約も1つの保険で家族全員をカバーできる特約です。ひとつの特約があれば原付運転中の対人・対物事故、追加プランで自分の怪我を補償してくれます。複数人がつけると保険料の無駄ですので、誰かひとりに絞ってください。

また、この特約に似ているものに「自転車事故補償特約」があります。自転車運転中の対人・対物賠償や自分のケガを補償してくれる特約です。こちらもひとつの特約で家族全員がかばーできるので重複がないように気をつけましょう。

個人賠償責任危険補償特約

個人賠償危険責任特約は日常生活上での対人・対物賠償を補償してくれる特約です。こちらもひとつで家族全員がカバーできるので重複に注意です。

子供が何かを壊してしまった、ペットが誰かを怪我させてしまったなど、日常生活上でのあらゆる場面で使える汎用性の高い特約です。付帯する場合は誰かひとりに絞るようにしてください。

等級の「中断証明書」がないかもチェックしておく

稀に自動車保険を解約した際に、保険の中断という形で気の利いている営業マンが処理をしてくれている事があります。中断された等級は、そのままの形で再開できる上、家族への譲渡も可能です。例えば15等級で中断した保険があるのであれば、セカンドカー割引を使うよりもはるかにお得です。

中断から10年間は有効なため、家族で免許証を返納した方がいたり車を過去に減らした事がある場合には、中断証明書がないか調べるようにしましょう。

実は私も祖父が乗っていた車の中断証明書が自宅のどこかにあるのですが、祖父がどこに片付けているのかわからず、すでに亡くなって聞き出せなかったため、中断証明書を利用する事ができませんでした。

ですからもし中断証明書を発行する場合は家族がわかるところに保管しておくほうが親切です。もしくは家族がしっかりと管理保管するようにしましょう。

2台目の車に「他車運転危険特約」は使えない

他人の車を運転する時のために「他車運転危険特約」をつけている方は多いですが「これは2台目を運転する時にも有用なのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。結論か言うと2台目にこの特約は適用されません。
そもそも他車運転危険特約は以下の条件を満たしていることが前提です。

  • 記名被保険者、配偶者、同居の親族が所有または主に使用する車でないこと
  • 自家用8車種であること

上記のように家庭内でこの特約は使えません。自分で2台目を持つ時はしっかりと保険に新規加入する必要がありますのでご注意ください。

他車運転危険補償特約でカバーできる範囲と保険が使える条件について他車運転危険補償特約でカバーできる範囲と保険が使える条件についてご紹介します。自分と家族以外の車をひとつの特約で幅広くカバーします。事故の際は自分の車の保険プランがそのまま適用されます。特約が使えるケース使えないケース、等級ダウン、1日自動車保険とどっちがお得かわかります。...

まとめ

まとめ
  • 2台目の等級は6等級スタートが基本。
  • 2台目の等級を有利にするには、セカンドカー割引の活用、等級の入れ替えなどの方法がある。
  • 複数台の保険を一社にまとめることでノンフリート多数割などの割引が適用される。
  • 2台目を持つなら保険の重複がないように注意する。特に人身傷害保険は基本プランになる保険なので、必ず重複がないかチェック。
  • 家族の誰かが中断証明書を発行してないかまで確認しておくと完璧。もしあったら迷わず等級を引きついだほうがお得。

2台目の等級は6等級スタートで割引率も小さいですが、毎年コツコツを等級を上げていけば割引率は上がっていきます。シンプルな方法ですが、安全運転で無事故を守るのが保険料を下げる一番の方法です。

また、最初に保険に入る際はどこに入るか迷うかと思います。ディーラーや代理店から勧められる保険があるとは思いますが、その保険が一番いいとは限りません。もちろん勧められた保険がダメというわけではありませんが、見積もりが高いのか低いのかを確認する上でも、複数社を比較してみることが大切です。今はネットですぐに一括見積もりができるため比較も大変楽にできます(電話営業もほとんどありません)。保険に入ってから後悔するよりも、今比較ができるタイミングでしっかりと比較しておくことはとても大切です。まずは一括見積もりを使って、どの保険がいいのか目星をつけておくだけでもその後の保険選びはスムーズになりますのでオススメです。

ABOUT ME
川原 勇樹
川原 勇樹
元ホンダディーラー営業チーフ。H24損害保険募集人資格取得。車の販売と損害保険の募集経験あり。事故救援や事故受け付けなどの業務を多く経験しており、自身が追突される事故も数回経験。保険屋しかしらない専門知識や事故対応ノウハウを伝授します。

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