「DS」はシトロエンの高級ブランド。トヨタにおけるレクサスのような位置づけです。中でもDS3はスポーティさ(WRC世界ラリー選手権のベースカーにもなっています)と、アヴァンギャルドなデザインが同居した、魅力的なコンパクトハッチとなっています。
今回はそのDS3について、自動車保険の相場や維持費についてまとめてみました。加えて保険料を安くする方法まで紹介しています。ぜひ最後までお付き合いください。
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目次
【シトロエンDS3の自動車保険】保険料の相場はどれぐらい?
今回はDS3の保険料を年齢・等級別に分けて見積もりをとってみました。
補償プラン 対人補償:無制限 / 対物補償:無制限 /人身傷害保険:3,000万円 / 搭乗者傷害保険:1,000万円 /特約:自動セット以外なし
使用状況 利用区分:通勤・通学 / 走行距離:1万km以下
保険会社 | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|
東京海上日動 | 299,650円 | 158,720円 |
損保ジャパン | 255,810円 | 125,280円 |
三井住友 | ネット見積もり不可 | 155,750円 |
あいおいニッセイ同和 | 313,870円 | 175,020円 |
ソニー損保 | ネット見積もり不可 | 191,820円 |
SBI損保 | 217,130円 | 110,630円 |
アクサダイレクト | 353,320 円 | 194,480 円 |
イーデザイン損保 | 376,960円 | 203,200円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | 222,670円 | 124,470円 |
三井ダイレクト | 258,470円 | 133,200円 |
25歳以下10等級の場合
保険会社 | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|
東京海上日動 | 100,200円 | 54,670円 |
損保ジャパン | 123,660円 | 61,420円 |
三井住友 | 108,780円 | 62,460円 |
あいおいニッセイ同和 | 108,630円 | 61,680円 |
ソニー損保 | 85,530 円 | 45,720 円 |
SBI損保 | 67,740円 | 35,480円 |
アクサダイレクト | 74,750 円 | 43,140 円 |
イーデザイン損保 | 94,770 円 | 55,480 円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | 82,290円 | 51,450円 |
三井ダイレクト | 74,980円 | 43,510円 |
34歳以下15等級の場合
保険会社 | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|
東京海上日動 | 68,950円 | 38,480円 |
損保ジャパン | 78,380円 | 40,260円 |
三井住友 | 68,510円 | 40,920円 |
あいおいニッセイ同和 | 65,970円 | 38,240円 |
ソニー損保 | 48,330 円 | 26,110 円 |
SBI損保 | 40,700円 | 22,050円 |
アクサダイレクト | 38,820 円 | 23,950 円 |
イーデザイン損保 | 43,000円 | 27,060円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | 47,930円 | 29,470円 |
三井ダイレクト | 46,450円 | 27,940円 |
35歳以上20等級の場合
保険会社 | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|
東京海上日動 | 46,950円 | 26,600円 |
損保ジャパン | 55,100円 | 28,590円 |
三井住友 | 48,310円 | 28,930円 |
あいおいニッセイ同和 | 48,490円 | 28,620円 |
ソニー損保 | 36,240 円 | 19,470 円 |
SBI損保 | 30,050円 | 16,250円 |
アクサダイレクト | 29,990 円 | 20,000 円 |
イーデザイン損保 | 33,810円 | 21,860円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | 32,420円 | 20,380円 |
三井ダイレクト | 35,020円 | 19,290円 |
以上となります。これらは大まかなモデルケースです。等級や補償プランは個人によって様々でしょうから、正確な見積もりを取りたい方は実際に見積もりを取るようにしてください。
保険料に直結!気になるDS3の安全性能は?
自動車保険は「保険会社が支払うリスク」によって変動します。つまり「事故を起こしにくく」「万が一事故が起こっても被害が少ない」車は保険料を安いということ。
例えば歩行者などを認識すると作動する「自動安全ブレーキ」や、歩行者との衝突時にボンネットが潰れて衝撃を和らげる「歩行者障害軽減ボディ」などがそれにあたります。
DS3の安全性能
DS3には時速約5~30kmで走行中、前方に障害物があるにもかかわらずドライバーが回避操作を行わなかった場合、自動的にブレーキが作動する「アクティブシティブレーキ」を装備しています。これにより「ASV割引」が適用されます。
また坂道発進をサポートしてくれる「ヒルスタートアシスタント」も装備されているため、運転に慣れてない初心者や女性のドライブもサポートしてくれます。
DS3の料率クラス
車は型式によって装備や安全性に違いがあります。これに着目し、型式ごとに保険を設定するために使われるのが「料率クラス」です。
車両・対人・対物・傷害の4項目がそれぞれ1~9のクラスに分けられ、詳細な差別化ができるようになっています(クラス9に行くほど保険料は高くなります)。
DS3の場合、グレードなどによって変わってきますが、シックだと、車両5・対人4・対物3・傷害4となっています。他のメーカーを合わせても概ね平均的な料率クラスと言っていいでしょう。
DS3の保険料を安くする5つの方法
さて、DS3の保険料を安くするには以下の5つの方法が考えられます。
- ダイレクト型自動車保険を利用する
- 車両保険をエコノミー型にする
- 自動車の使用目的を見直す
- 記名被保険者を見直す
- 特約の内容を見直す
① ダイレクト型自動車保険を利用する
自動車保険には「代理店型」と「ダイレクト型」があることをご存知でしょうか。国内シェアでいうと代理店型が9割を占めているので、ほとんどの方は代理店型を使っている状況です。しかし近年は保険の多様化、消費者の節約志向も相まってダイレクト型の人気も高まっています。
代理店型自動車保険とは?
代理店型自動車保険とは、保険代理店・自動車ディーラー・修理工場などで加入する保険のことです。損害保険会社と契約者の間に入り、代理店のような形で保険商品を販売しています。主な損保は東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上・あおいおいニッセイ同和などです。他にもAIG損保・楽天損保など様々な損保があります。
代理店系のメリットはなんといっても「手間がかからないこと」。自動車保険の申込には車検証や自動車の注文書、車両データなどを揃える必要がありますが、車検証を含めた書類・データなどはすべて担当営業マンが用意してくれるので、契約者は署名・捺印をする程度で契約が完了します。
一方デメリットは「ダイレクト系に比べて保険料が高い」ということ。損害保険会社と契約者の間を代理店が仲介し、当然その代理店のマージンが上乗せされるわけですから、保険料が割高になってしまいます。
ダイレクト型自動車保険とは?
そして自動車保険にはもうひとつ「ダイレクト型」というものも存在します。中間に保険代理店が入ることなく、損害保険会社と契約者が「直接(ダイレクト)」やりとりをして契約する形態からこう呼ばれます。
ダイレクト型のメリットは「保険料が安い」ことです(代理店型の半額程度にまで安くなることもあります)。また「保険料は走った分だけ」といった、年間の走行距離によって保険料の割引があるのもダイレクト系の特徴です。
ダイレクト系のデメリットは、契約や更新手続きを自分で行わなければいけないという点です。代理店系だと契約の更新時期になれば連絡が入り、「更新します」と伝えるだけで一切の手続きを代理店がやってくれますが、ダイレクト系の場合は現在の走行距離や契約内容などを自分で確認し、ネットやコールセンターに連絡して更新手続きをとる必要があります。
現在自動車ディーラーで勧められた代理店系の自動車保険に加入している場合は、一度ダイレクト系で見積もりだけでも取ってみましょう。
確かに代理店系よりは手間がかかりますが、とはいっても以下の3点を準備する程度です。
- 現在の自動車保険の保険証券
- 車検証
- 現在乗っている車の走行距離
後はネットで必要事項を入力すれば見積額が出てきます。後からしつこい勧誘をされるわけでもないので、保険料の比較だけでもしてみることをおすすめします。
② 車両保険をエコノミー型にする
車両保険には一般型の他にも「エコノミー型」というものが存在します。補償範囲は狭まりますが、その分保険料を抑えることが可能です。
自動車保険の基本補償は概ね以下の5つから成り立っています
- 対人補償
- 対物補償
- 人身傷害補償
- 搭乗者傷害補償
- 車両補償
対人・対物については「相手方」に与えた損害を補償するものであり、補償額が無限大に拡がる可能性があるため、補償内容を限定するのは望ましくありません。そのためほとんどの場合補償額は「無制限」となっているはずです。しかし「自分の車」の補償をする車両保険については、補償内容を限定することが可能です。要するに「自分が我慢」すれば良いというわけです。
一般型は地震や津波、火山の噴火などで被害を受けた場合を除き、ほとんど全ての車両事故が補償されます。一方エコノミー型の場合、基本的に「相手側がいる場合」以外は補償されません。例えば他車との衝突や盗難、落書き・いたずらなどは補償されますが、「自分で電柱に車をぶつけてしまった」という自損事故や、いわゆる「当て逃げ」の場合は相手側がいないため補償されません。
エコノミー型 | 一般型 | |
---|---|---|
他車との衝突・接触 | ◎ | ◎ |
飛来中または落下中の他物との衝突 | ◎ | ◎ |
盗難 | ◎ | ◎ |
落書き・いたずら | ◎ | ◎ |
火災・爆発 | ◎ | ◎ |
台風・竜巻・洪水・高潮 | ◎ | ◎ |
当て逃げ | × | ◎ |
単独事故 | × | ◎ |
転覆・墜落 | × | ◎ |
自転車との接触 | × | ◎ |
地震 | × | × |
噴火 | × | × |
津波 | × | × |
ただし「自損事故や当て逃げなどの場合は諦めて自費で修理する」と割り切ってしまえば、エコノミー型を選択して保険料をぐっと安くすることができます。他の条件などにもよりますが、一般型の「70%程度」にまで保険料を抑えることが可能です。
中古車の場合はそもそも車両保険はいらない?
そもそも年式が古く車両価格があまりないような車には車両保険をつける必要性は薄いです。車両保険はあくまで時価額までしか補償されません。新車のうちは時価も高いですが、年式が古くなってくるとどんどん価値も下がっていき、支払う保険料と受ける補償の釣り合いがとれなくなるラインが出てきます。一般論になりますが、概ね50万円前後になったら車両保険をつける価値はなくなると考えていいでしょう。
車両保険を外すことで保険料は約半額程度まで抑えることができます。
③自動車の使用目的を見直す
自動車の「使用目的」を見直すと、保険料が安くなる場合があります。使用目的とは、自動車保険の保険料を決定する項目の一つです。
使用目的は一般的に以下の3つに分かれています。
- 業務用
- 通勤・通学用
- 日常・レジャー用
業務用とは営業マンなどが得意先を車で訪問するといった「業務」で車を使用する場合です。通勤・通学用は文字通り、通勤や通学するときに車を使用する場合で、レジャー用は休日などにちょっとした買い物やドライブに行く程度の場合を想定しています。
車を運転する頻度が高いほど事故に遭う可能性も高くなるわけですから、保険料も「レジャー用 → 通勤・通学用 → 業務用」の順に高くなっていきます。
例えばお子さんが学校を卒業したため送り迎えの必要がなくなった場合、使用目的を通勤・通学用からレジャー用に変更することで保険料を安くすることができます。ちなみに幼稚園は学校教育法上「学校」に分類されるので、送り迎えは「通学」にあたりますが、保育園は児童福祉法に基づく施設なので、送り迎えをしても「通学」にはあたりません。
このように使用目的をレジャー用にして保険料を安く抑えることができる場合もあるため、ご自分の保険証券を確認し、使用目的の見直しをおすすめします。
④記名被保険者を見直す
記名被保険者を見直すと保険料が安くなる場合があります。
記名被保険者とは、補償の中心となる人のことです。この記名被保険者を基準として補償の範囲や保険料が決定されます。この記名被保険者には一般的に、以下のような年齢条件が設けられています(保険会社によってカテゴリー分けは異なります)。
- 全ての年齢を補償
- 21歳以上を補償
- 26歳以上を補償
- 30歳以上を補償
- 35歳以上を補償
若い人の事故率は年配の人に比べ高いことが統計的に明らかなため、若い人を補償に含める(上記の例の場合全ての年齢を補償)方が保険料は高くなります。
ところが子ども達も歳をとり、運転する人全員が30歳を超えているのに、この年齢条件をいつまでも「全ての年齢を補償」や「21歳以上を補償」にしているケースが多いのです。
そのため年齢条件を適切なものに変更するだけで保険料を大幅に抑えることができる場合があります。
⑤特約の内容を見直す
不必要な特約を見直すことで保険料を安く抑えることができる場合があります。
例えば最近人気のある特約に「個人賠償責任特約」があります。
これは「自転車」で走行中、歩行者にぶつかってケガをさせてしまったり、他人の大切な物を壊してしまった場合、相手方に損害賠償をしてくれるという特約です。
自転車事故は社会的問題となっており、非常に心強い特約なのですが、同じ内容の「自転車保険」などが月々数百円で提供されています。自動車保険に付いている「個人賠償責任特約」を外し、自転車保険に切り替えることでトータルの保険料を安くすることができる場合があるのです。
保険料だけじゃない!DS3の年間維持費
任意保険以外の主な維持費は以下の通りです。グレードは最もベーシックなシックで計算してあります。ここに自動車保険料が加わるわけですから、先ほど紹介した5つの方法で、少しでも保険料を抑えたいところです。
金額 | 備考 | |
---|---|---|
自動車税 | ¥34,500 | シック(1.2L) |
重量税 | ¥12,300 | (2年分¥23,600)÷2 |
自賠責保険料 | ¥13,920 | (2年分¥27,840)÷2 |
ガソリン代 | ¥37,634 | 年間走行距離5,000kmカタログ燃費18.6km/L ¥140/Lで算出 |
駐車場代 | ¥120,000 | ¥10,000/月 |
年間合計 | ¥218,354 |
DS3のマイカーローンは銀行系?それともディーラー系?
マイカーローンの提供先には大きく分けて、以下の3つの系統があります。
- 銀行系
- 信販会社系
- ディーラー系
一般的に銀行系は金利が安い代わりに審査が厳しく、ディーラー系は金利は高いが審査が緩やかといわれています。
現在低金利で人気の三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」の金利は1.50%~2.25%(2018年12月1日~2019年3月31日に申し込み。三菱UFJ銀行で住宅ローン利用が条件)となっています。
一方シトロエン・DSが提供するディーラー系マイカーローン金利は通常2.39%が適用されることが多くなっています。
これだけ比べると、「少しくらい審査が厳しくても銀行系の方が良いか」と考えがちです。
ところがシトロエン・DSの場合、年に数回の決算期などに、超低金利(0.1%)や無金利(0%)といったキャンペーン金利を実施するのです。
DS3シックの場合、2.39%の金利で60回払いにすると、分割手数料(利息)は¥170,000以上になります。
この金額が「0」になるわけですから、是非ともキャンペーン情報をチェックし、お得にDS3を購入することをおすすめします。
まとめ
保険料も金利も、お得な条件を引き出すために必要なのはまず「情報」です。といっても難しい情報収集をする必要はありません。自動車保険の比較サイトなどで保険料をチェックして見積もりを出すことと、シトロエン・DSのブランドページでキャンペーン金利をチェックするくらいです。たったこれだけのことで、DS3をお得に楽しむことができます。ぜひ実行してみてください。
今回の記事がみなさまの参考になれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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