アクアは昨今のダウンサイジングブーム、そしてハイブリッドブームを牽引し続けるトヨタの人気車種です。アクアの購入を検討している、または購入した人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなアクアのユーザーに向けて、アクアの自動車保険を中心にアクアという車の魅力までを徹底的に解説していきます。
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目次
アクアの保険料相場はどのくらい?
以下はアクアの保険料を実際に試算してみた結果です。年齢・等級別に分けて試算してみました。
相場でいうと、20歳以下6等級では15万円〜60万円、25歳以下10等級では4万円〜14万円、34歳以下15等級では3万円〜9万円、35歳以上20等級では2万円〜7万円という結果となりました。
補償プラン 対人補償:無制限 / 対物補償:無制限 /人身傷害保険:3,000万円 / 搭乗者傷害保険:1,000万円 /特約:自動セット以外なし
使用状況 利用区分:通勤・通学 / 走行距離:1万km以下
20歳以下、新規6等級の場合
保険会社 | 車両保険あり(一般型) | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|---|
東京海上日動 | 402,760円 | 297,810円 | 195,400円 |
損保ジャパン | 298,790円 | 240,030円 | 147,610円 |
三井住友 | ネット見積もり不可 | ネット見積もり不可 | 184,750円 |
あいおいニッセイ同和 | 413,540円 | 317,970円 | 220,310円 |
ソニー損保 | ネット見積もり不可 | ネット見積もり不可 | 239,950円 |
SBI損保 | 293,650円 | 211,380円 | 146,320円 |
アクサダイレクト | 515,600円 | 375,070円 | 135,960円 |
イーデザイン損保 | 459,570円 | 327,230円 | 242,040円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | ネット見積もり不可 | ネット見積もり不可 | ネット見積もり不可 |
チューリッヒ | 634,180円 | 470,050円 | 352,800円 |
三井ダイレクト | 360,690円 | 252,630円 | 162,620円 |
25歳以下、10等級の場合
保険会社 | 車両保険あり(一般型) | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|---|
東京海上日動 | 133,810円 | 99,910円 | 66,840円 |
損保ジャパン | 144,510円 | 116,640円 | 72,790円 |
三井住友 | 139,390円 | 105,800円 | 73,230円 |
あいおいニッセイ同和 | 143,430円 | 111,120円 | 78,090円 |
ソニー損保 | 116,930円 | 84,610円 | 57,850円 |
SBI損保 | 91,650円 | 66,730円 | 43,890円 |
アクサダイレクト | 100,120円 | 74,470円 | 49,350円 |
イーデザイン損保 | 95,200円 | 69,710円 | 50,000円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | 100,680円 | 77,630円 | 56,120円 |
チューリッヒ | 104,470円 | 72,660円 | 48,920円 |
三井ダイレクト | 105,960円 | 73,480円 | 53,150円 |
34歳以下、15等級の場合
保険会社 | 車両保険あり(一般型) | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|---|
東京海上日動 | 91,640円 | 68,950円 | 46,810円 |
損保ジャパン | 91,750円 | 74,590円 | 47,600円 |
三井住友 | 86,890円 | 66,880円 | 47,470円 |
あいおいニッセイ同和 | 89,380円 | 69,900円 | 49,990円 |
ソニー損保 | 67,870円 | 49,460円 | 34,230円 |
SBI損保 | 54,930円 | 40,520円 | 27,310円 |
アクサダイレクト | 52,080円 | 40,220円 | 27,920円 |
イーデザイン損保 | 57,970円 | 43,210円 | 31,800円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | 58,920円 | 44,760円 | 31,560円 |
チューリッヒ | 59,230円 | 40,700円 | 30,350円 |
三井ダイレクト | 62,730円 | 45,960円 | 33,790円 |
35歳以上、20等級の場合
保険会社 | 車両保険あり(一般型) | 車両保険あり(エコノミー型) | 車両保険なし |
---|---|---|---|
東京海上日動 | 62,130円 | 46,980円 | 32,190円 |
損保ジャパン | 64,400円 | 52,460円 | 33,690円 |
三井住友 | 60,960円 | 46,920円 | 33,290円 |
あいおいニッセイ同和 | 64,080円 | 50,410円 | 36,440円 |
ソニー損保 | 48,970円 | 35,290円 | 23,970円 |
SBI損保 | 40,720円 | 30,050円 | 20,280円 |
アクサダイレクト | 40,720円 | 31,840円 | 21,860円 |
イーデザイン損保 | 45,040円 | 33,970円 | 25,420円 |
セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) | 40,330円 | 30,770円 | 21,850円 |
チューリッヒ | 42,300円 | 32,360円 | 26,270円 |
三井ダイレクト | 46,520円 | 34,340円 | 23,400円 |
同じアクアでも保険料に違いがある
自動車保険は同じ車種であっても、グレードの違いや、年式等で保険料に違いがあらわれます。
グレードによって車両保険料が異なる
同じアクアであってもグレードによって車両金額は変わってきます。現行モデルで一番安価なグレードのLが178万5,240円に対し1番高価なグレードであるG“GR SPORT・17インチパッケージ”が252万7,200円と実に70万円以上の価格差があります。
車両価格が違えば車両保険等での補償額も変わってきますので当然保険料にも差が出てきます。
新車と中古車でも保険料は違う
新車と中古車でも保険料の差が出てきます。
ひとつは車両価格の違いです。当然ですが大抵の場合は中古車の方が新車よりも車両価格は安くなります。車両価格が安ければ、車両保険の補償額も低くなりますので自動車保険の保険料も下がるでしょう。新車では200万円近くするアクアも中古車だと100万円を切るものも多数あります。
一方、新車の場合には「新車割引」という割引が適用されます。さらにアクアの場合は「エコカー割引」が適用される保険会社もあり、この2つを併用すればかなり保険料を節約することができます。
新車と中古車ではどれぐらい保険料が違うのか?
では新車と中古車でどれくらい保険料に差が出るのでしょうか。以下試算結果です。
運転者情報:21歳/ブルー免許
車両情報:6等級/価格200万円(新車)・100万円(中古車)/
補償プラン:対人補償:無制限 / 対物補償:無制限 /人身傷害保険:5,000万円 / 搭乗者傷害保険:なし /特約:自動セット以外なし
使用状況:利用区分:日常・レジャー / 走行距離:1万km以下
新車 | 中古車 | |
---|---|---|
車両保険なし | 94,460円 | 149,650円 |
車両保険(エコノミー) | 146,280円 | 230,370円 |
>車両保険(一般) | 201,100円 | 315,940円 |
このように車両本体価格の差があっても新車の方が保険料が安いという結果になりました。アクアに関しては前述もしましたが新車割引に加えて年式が新しければエコカー割引も適用されるので大幅な割引になっています。車両保険を一般補償で付けると、この場合年間10万円以上の差が出ていています。保険料を考えると新車を買った方がお得かもしれません。
「Toyota Safety Sense」の有無で割引はある?
Gグレード以上のアクアには衝突軽減ブレーキやオートマチックハイビームなど安全装備がセットになった「Toyota Safety Sense」が標準装備になっています。
多くの自動車保険には衝突軽減ブレーキ装着車に対する割引制度がありますが普通車に関しては『型式発売後3年以内』という条件が付いています。
現行NHP10型のアクアは型式発売後3年以上が経過している型になりますので残念ながら衝突軽減ブレーキ装着による割引の適用はありません。
今後新型のアクアが発売された場合、発売から3年以内であれば衝突軽減ブレーキ装着による割引も期待できます。
アクアの維持費はどれぐらい?
自動車は購入する時だけでなく各種税金や整備費用など維持していくのにもお金がかかります。アクアの維持費がだいたいどれくらいなのかを計算してみました。
項目 | 年間 | 月間 |
---|---|---|
自動車税 | 34,500円 | 2,875円 |
重量税 | 7,500円 | 625円 |
自賠責保険料 | 12,915円 | 1,076円 |
駐車場代 | 180,000円 | 15,000円 |
ガソリン代 | 60,900円 | 5,075円 |
車検整備基本工賃 | 7,500円 | 625円 |
整備代・消耗品 | 50,000円 | 4,167円 |
任意保険 (6等級・車両保険無) | 94,460円 | 7,872円 |
合計 | 447,775円 | 37,315円 |
このように月4万円近く、年間でいうと約45万円維持費がかかることがわかります。アクアはコンパクトカーなので排気量で金額が決まる自動車税や重量で金額が決まる重量税が他の普通車よりは安く、更に燃費の良いハイブリッドカーなのでガソリン代も抑えられています。
アクアは安全なクルマ?
車に乗る上で安全かどうかは非常に気になるところですよね。事故をしないための装備、万が一事故が起きた時に搭乗員を守る装備は現代の自動車にとっては必需品といっても過言ではありません。
では、アクアは安全性の高い車と言えるのでしょうか。
アクアの予防安全性能
現行NHP10型のアクアにはGグレード以上に「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。
アクアに搭載されている「Toyota Safety Sense」は以下の機能のパッケージになります。
- 衝突軽減ブレーキ
- 踏み間違い防止機能
- オートマチックハイビーム
- 車線はみ出しアラート
予防安全として非常に優秀な機能になりますが全車標準装備でないのが残念なところ。Sグレード以下はオプションで43,200円を別途支払うことで取り付けが可能です。
ただしメーカーオプションになりますので、新車購入時に注文しておかないと後から取り付けることはできません。中古車などで「Toyota Safety Sense」が付いていない車両には取付できませんので注意が必要です。
もしもの際に自分や搭乗者、相手を守る機能と考えれば43,200円は決して高くはありません。新車でアクアを購入するならば付けておくことをオススメします。
アクアの衝突安全性能
どんなに予防安全性能が優れている車でも残念ながら100%衝突を防げるわけではありません。万が一衝突した時に搭乗員をしっかり守れる車でないと安全な車とは言えません。
ここではアクアの衝突安全性能が高いのかどうかを独立行政法人自動車事故対策機構(http://www.nasva.go.jp/mamoru/index.html)の衝突試験を基に解説していきます。
まずはこちらの映像をご覧ください。これはフルラップ前面衝突試験といって真正面から壁などにぶつかった場合の衝突試験の映像です。
車の前面は衝突の衝撃で大破していますが、運転席や助手席部分は形を保っており、しっかりと保護されていることがわかります。
またエアバックもしっかり作動しており、搭乗員を保護しています。
続いてオフセット前面衝突試験の試験映像です。真ん中から少し運転席側にずれたところに衝突しており、より実際の事故に近い実験映像と言えるでしょう。
衝撃でフロントガラスまでヒビが入っていますが運転席や助手席部分の変形は少なくしっかりと保護されていることがわかります。
しかし衝撃で搭乗員が大きく左右に振られており、サイドエアバックが付いていないアクアでは搭乗員を保護しきれるかどうか不安が残ります。
こちらは側面から衝突された場合の試験です。
こちらも先ほどと同じくサイドエアバックが付いていないため衝撃が直に運転席へと伝わっているようです。ここまで大きな衝撃が車内へ伝わってしまうと搭乗員の命も危ないかもしれません。
ここまでの衝突試験結果を総合的に考えるとサイドエアバックが付いていないアクアは側面部からの衝突には弱いと言わざるを得ないでしょう。
アクアのサイドエアバックは全車オプションになっており別途43,200円を支払うことで取付が可能となっています。
ただしこちらもメーカーオプションになりますので、新車購入時に注文しておかないと後から取り付けることはできません。
衝突軽減ブレーキの性能は?
衝撃的な衝突映像を見た後だと尚更衝突は避けたいと思いますよね。アクアでも「Toyota Safety Sense」を搭載している車両には衝突軽減ブレーキ機能が付いています。
ここではアクアの衝突軽減ブレーキの性能について、同じく独立行政法人自動車事故対策機構(http://www.nasva.go.jp/mamoru/index.html)の試験結果を基に解説していきます。
まずは20㎞/hで走行時に停止車両に衝突しそうになった場合の試験です。
しっかりと手前で前方車両を感知し、見事に衝突を回避できていることがわかります。
同じく30㎞/hで走行時にも衝突を回避できています。
40㎞/h走行時でも衝突回避に成功しています。この速度になると衝突した際の衝撃もかなり強そうなので衝突を回避できるのはありがたいですね。
続いて前方の車両が定速で走行している時の試験映像です。45㎞/hで近づいていってもしっかりと衝突を回避しています。
更に60㎞/hという高速になっても衝突を回避しています。衝突軽減ブレーキに関してはかなり高性能だといってもいいでしょう。
アクアは燃費の良い車?
アクアを買われる方ですと当然燃費も気になるところだと思います。アクアはトヨタが誇るハイブリッドコンパクトカーですが果たして燃費は良いのか悪いのか、調査してみました。
アクアの燃費
まずはアクアの燃費についてですが、メーカーが発表しているいわゆるカタログ燃費はLグレードで38.0㎞/ℓ、それ以外のグレードで34.4㎞/ℓとかなり高燃費になっています。
ただしこれはあくまでもカタログ燃費であり、実際に走行した場合は25㎞/ℓ前後になるでしょう。それでも高燃費であることには変わりありません。
どれくらいガソリン代が節約できる?
アクアに乗り換えるとどの程度ガソリン代が節約できるかを計算してみましょう。仮に実燃費15㎞/ℓのコンパクトカーから実燃費25㎞/ℓのアクアへ乗り換えるとしましょう。
5~10年落ち程度のコンパクトカーがだいたい実燃費15㎞/ℓくらいなのでかなり実情に近い数値が出てくると思います。
年間走行距離が10,000㎞、ガソリン代を140円/ℓと過程すると15㎞/ℓの燃費で年間約93,000円のガソリン代が必要になります。
ここから25㎞/ℓのアクアに乗り換えればガソリン代は年間56,000円で済み年間37,000円もの節約になります。
現状アクアほど燃費の良い車も数少ないのでガソリン代を節約したいならばアクアを選ぶのが非常におすすめです。
アクアのおすすめグレード
それではアクアを購入する上でのおすすめグレードをタイプ別にいくつかご紹介していきます。
とにかくお得に乗りたい方
とにかくお得に乗りたいならアクアの中でも1番安価なLグレードを選ぶのがオススメです。
ただしLグレードは安価である変わりにリヤウインドウが手動式であったり内装にメッキ加飾などがなかったりと本当に走れば何でも良いという方向けです。
お得に乗りたいけどそこまで程度を落としたくないという方はもう1つグレードを上げてSを選ぶようにしましょう。Lと比べても10万円高い程度なのでお得に買えることには変わりないです。
ある程度快適に乗りたい方
購入費用も抑えたいけど快適さも捨てたくないという方におすすめなグレードがGグレードになります。
Gグレードから「Toyota Safety Sense」が標準装備になりますし、特別仕様などを除いたアクアの標準グレードの中では1番高いグレードになりますので快適な装備も充実しています。
見た目も装備もばっちりキメたい方
ある程度お金をかけてでも見た目や装備が良いものを選びたい方におすすめなのがGR SPORT・17インチパッケージです。
専用アルミホイールやフロント&リヤバンパー、Bi-Beam LEDヘッドランプなど見た目がオシャレでカッコいいアクアになっています。
また装備もしっかり充実しているので車にこだわる方でも満足いくこと間違いなしです。
もうすぐアクアはフルモデルチェンジをする?
アクアは2011年11月に発売されて以降7年以上モデルチェンジをしていません。そろそろモデルチェンジをするのではという噂もありますので調査してみました。
2019年にもフルモデルチェンジの噂有り
アクアの新型は2019年12月にデビューするのではという情報が有力になっています。噂によれば燃費も現行NHP10型はおろかプリウスの40.8㎞/ℓも超えるだろうと予想されており、かなり期待ができそうです。
フルモデルチェンジ前は大幅値引きのチャンス!
一般的にモデルチェンジの直前になると次期モデルの発売時期も明確になってくるため現行型の新車を買えば大幅値引きが期待できます。
お得な値段でアクアを手に入れるチャンスなのでモデルチェンジの情報はしっかりと仕入れておいた方が良いでしょう。
フルモデルチェンジ後に購入するのも有り
もちろんモデルチェンジ後に購入するのも大いにアリです。発売直後は値引きなどの期待ができなくなりますが今のモデルよりも格段に良くなったアクアをいち早く手に入れるチャンスでもあります。
大幅な値引きで現行モデルを手に入れるか、値引きを期待せず新しいモデルを手に入れるかは非常に悩むところですね。
アクアに付けておくべき補償内容
それではアクアに付けておくべき自動車保険の補償内容について、おすすめなものもいくつかピックアップしてご紹介していきます。
車両保険
アクアの新車価格は安くとも178万円、高グレードのものだと230万円を超えます。決して安価な車ではありません。ローンで購入される方も多いのではないでしょうか。
そのため車両保険はしっかりとかけておくことをオススメします。一般保証では保険料が高くて難しいという方でもエコノミーでいいので付けておくようにしましょう。
新車特約
新車特約とは、万が一事故で半損以上の被害を被った際に、新車を買い替える費用を補償してくる特約です。
事故を起こして半損以上の被害を被った際、修理したとしてもその車は事故車になり、仮に下取りや買い取りに出す際の価値が半減します。
アクアは人気車種なので下取りや買い取り価格も期待できる車です。大きな事故に遭った際に新車買い替えができるこの特約を付けておけば安心ですね。
まとめ
今回は自動車保険情報を中心にフルモデルチェンジ情報などアクアそのものの情報まで、自動車販売、保険販売のプロである私が解説させて頂きました。
これからアクアの購入を検討している方はもちろん、今アクアにお乗りの方にとっても耳寄りな情報をわかりやすく書かせて頂きましたので、アクアの買い替えや今乗っているアクアをよりお得に乗り続けるために参考にして頂けたらと思います。
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