自動車保険の節約テクニック

自動車保険に年間12万円(月1万)は高い?相場以上の場合の対策は?

年間12万円。これは僕が毎年支払っている「自動車保険の金額」です。

月に換算すると毎月1万円ほどの保険料を支払っていることになります。

これを高いと見るか安いと見るかは人によると思いますが、僕の中では正直「高い」です。できるならもっと保険料が安くなればいいなと思っています。

ただ、自動車保険の平均を知らないため、これが本当に高いのかどうかはわかりません。なので、年間12万円の保険料は高いのか、そして高かった場合に節約するには一体どんな方法があるのか、それを調査してみました。

正直かなりの時間をかけて調査したので、結果を僕だけのものにするのはもったいないんで、この記事を通してみなさんにもお伝えしようと思います。

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年間12万円の保険料は高いのか?

まず年間12万円の保険料が高いかどうかということですが、これについては見積りをとって調べてみることにしました。

まず、僕が加入している自動車保険の条件です。

補償条件

・本人情報 25歳 / 男性 /ゴールド免許
・車両情報 フィット(ホンダ)/9等級
・補償内容 対人:無制限 / 対物:無制限 / 人身傷害:3000万円 / 搭乗者傷害:1000万円 / 車両保険:あり(一般型)/ 本人限定 / 21歳以上補償
・その他 弁護士費用特約

これで損保ジャパンに加入していますが、126,660円します。だいたい12万円ですね。

これが他の会社ではこうでした。

損保ジャパン(今の保険会社) 126,660円
三井住友 129,930円
東京海上 118,200円
SBI損保 58,340円
チューリッヒ 60,820円
ソニー損保 88,880円
セゾン自動車火災 77,930円
三井ダイレクト 74,290円
イーデザイン損保 79,590円

大手3メガ損保(損保ジャパン・三井住友・東京海上)はだいたい12万円前後という結果になりましたが、あれ…その他の自動車保険がかなり安い!?

どうやらこれらの保険は「ネット通販型自動車保険」と呼ばれるもので、大手損保の保険とは違うようです。なぜ保険料が安いのか、調べてみました。

保険料が割安の「ネット通販型自動車保険」とは?

調べてみると、自動車保険には2種類あり、「代理店型」と「ネット通販型」の自動車保険があることがわかりました。

僕は保険代理店で自動車保険(損保ジャパン)に加入したので、代理店型の自動車保険を使っていることになります。代理店で販売されている自動車保険のほとんどは大手損保のものなので、「代理店型の自動車保険=大手損保の自動車保険」という認識でOKです。

対して見積りで安い値段を叩き出したのが「ネット通販型自動車保険」と呼ばれるものです。CMでもよく見かける保険ですね。ソニー損保・チューリッヒ・アクサダイレクト・イーデザイン損保など知っている方も多いのではないでしょうか。

ネット通販型自動車保険が安い理由

ネット通販型自動車保険が安いのは、徹底したコストカット戦略を取っていることに理由があります。

大きく次の2点が大手損保と違うことがわかりました。

  • 代理店に支払う「手数料」がかからない
  • 人件費や社内コストを徹底的にカットしている

代理店に支払う「手数料」がかからない

自動車保険は保険会社が直接販売することはまずありません。家電商品が量販店を通して販売されるように、自動車保険も「代理店」を通して販売されます。

この時、代理店が保険を売るごとに保険会社は「手数料」を支払っています。簡単に言えば保険を売ってくれたお礼のようなもの。この手数料がある分、保険料も高くなるという仕組みです。

これが今までの保険の仕組みでした。しかし今は違います。インターネットの普及によって保険会社と顧客が直接契約を結ぶ「ネット通販型の自動車保険」が誕生しました。これにより、代理店を通さずに保険を販売できるようになったため、これまで支払っていた「手数料」もなくなり、安い保険料を維持できる仕組みができあがったというわけです。

人件費や社内コストを徹底的にカットしている

ネット通販型の自動車保険は社内コストも徹底的にカットしていることがわかりました。

例えば事故対応拠点。大手損保は地方にも拠点を設け、全国200〜300程度の対応拠点を持っています。手厚いサポート体制ができるメリットはありますが、人件費と設備費というデメリットも存在します。

一方のネット通販型は事故対応拠点を都市部に集約。拠点数を最小限にすることで人件費や設備費用もカットし、保険料の低価格化を維持しているというわけです。

ネット型自動車保険はディーラーでは紹介してくれない?

ここでひとつの疑問が生じます。なぜ自分はこんなに安いネット型自動車保険を選択肢にいれてなかったのか?いろいろ調べてみると、このネット型自動車保険は「ディーラーでは紹介してくれない」ということがわかりました。

先ほどもお伝えした通り、ネット型自動車保険は代理店手数料をカットすることで保険料の安さを実現しています。つまり、代理店では取り扱いがない保険商品ということ。しかしながら、自動車保険は車を買ったディーラーでまとめてつけている人も多いと思います。ここに落とし穴があります。そもそもディーラーで紹介される自動車保険にはネット型自動車保険は含まれておらず、比較対象も代理店型だけです。あの時ネット型を知っていればもっと違った選択をしていたかもしれません。

もちろん今からでも乗り換えることは可能なので、どれだけ保険料が安くなるか知りたい人は一度見積もりを取ってみてください。きっと今よりもかなり保険料が抑えられるはずです。

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もし相場より高い時はどんな対策がある?

さて、晴れて「自分の自動車保険は高い」ということがわかったわけですが、今すぐできる対策としては以下のような方法がありました。

  • 保険会社を乗り換える
  • 補償内容を見直す
  • 家族内で等級を入れ替える
  • 支払いを年払いにする

保険会社を乗り換える

節約度
手軽度

大胆に節約するなら、やはり自動車保険の乗り換えが効果が大きいです。

今まで代理店で自動車保険に加入していた人は、上で説明したネット通販型に乗り換えることによって大きく保険料がカットできます。効果は数万円以上といったところでしょうか。

20等級で保険料が頭打ちになっている方も、ネット通販型への乗り換えで安くなります。あとは普段あまり車に乗らない人もネット通販型がいいです。調べてみると「保険料は走った分だけ」にしてくれるのはネット通販型のみでした(大手損保は走行距離が少なくても同じ保険料)。

どれだけ安くなるのかは人によって違います。まずは自分の保険料が高いのか安いのか確かめる意味でも一度見積りを取ってみることが重要です。

簡単にネット通販型に乗り換えていいのか?

軽くネット通販型自動車保険への乗り換えをオススメしましたが、残念ながらネット通販型はヤメておいたほうがいい人もいます。

  • 自分で補償プランを決められない人
  • 事故時に自分で保険会社と連絡するのが不安な人
  • 自動車保険初心者

以上の人はネット通販型はやめておいたほうがいいです。

当然ですが、自動車保険はついてない補償は受けられません。もしプラン組みをミスると、肝心な時に補償が受けられなかったなんてことになってしまいます。ネット通販型は加入時に自分で補償プランを決めることになりますから、自分で補償プランを決められない人、または自動車保険初心者は素直に代理店のプロに任せておいたほうがいいです。

あとは事故発生時に自分で保険会社と連絡できなさそうな人も代理店型を選ぶべきだと思います。

乗り換えは満期のタイミングで行うのがベスト

あと、乗り換えはタイミングがかなり重要です。

もっともいいのは「満期」のタイミング。これなら等級の進行もスムーズに進みます。逆に期の途中での乗り換えは等級進行が1年先送りになるためあまりお勧めできません。

あと、払戻金は単純に月割りではないため期の途中では保険料の無駄払いも生まれます。

そういう意味でも満期のタイミングは乗り換えを行う年に1度のチャンスです。乗り換えを考えているならこのタイミングを逃さないようにしましょう。

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補償内容を見直す

節約度
手軽度

新しい保険に乗り換えるだけでなく。今の保険を見直すことも節約につながります。いいのは電話一本ですぐに変更できること。思ったより手軽にできます。
ただ、車両保険を外す以外は大きな節約にならないので、その点はご承知おきを。

見直すべき補償は以下の5点です。

  • 車両保険
  • 年齢条件
  • 運転者条件
  • 特約(オプション)
  • 補償内容の重複

車両保険

車両保険は保険料の中でもかなりの割合を占める補償です。だいたい半分くらいは車両保険でしょうか。思い切って外せば保険料が半額近くになることもあります。
外してもいい目安は車両の価値が50万円前後のケース。全損でも50万円しかもらえないのでつけていてもメリットは薄いです。中古車や車が古くなってきた方は本当に必要か考えてみる価値はありますね。

あとは、一般型のほかに自損事故を対象外にする「エコノミー型」もあるので、そちらに切り替える手も有力です。免責金額を設定するのもアリですね。数万円単位で削れることもあります。

年齢条件

年齢条件もいじれます。だいたい以下のように分類されています。

  • 全年齢補償(20歳以下)
  • 21歳以上
  • 26歳以上
  • 30歳以上
  • 35歳以上

自分以外の人が運転することを見越して、若い人に合わせているケースがあると思いますが、あまり頻度が高くないなら思い切って自分の年齢に合わせたほうがいいです。逆にその人が運転するときだけ年齢条件を緩めるほうがお得です。いつでも電話一本で変更可能なら、普段から緩めている必要はありませんから。

運転者条件

運転者条件も一緒です。日常的に運転しない人は条件から外しておきましょう。その人が運転するときだけ条件を緩めればOKです。

特約(オプション)

特約はかなり判断に迷うと思いますが、本当に必要なのは限られています。

  • 対物超過修理費用特約
  • 弁護士費用特約
  • レンタカー特約(車がないと生活できない人)

このぐらいでしょうか。あとはライフスタイルに合わせてつけることになりますが、くれぐれもつけすぎにはご注意を。

こちらも電話一本でつけたり外したりできます。

補償内容の重複

自動車保険には家族内で補償範囲が重複するものがあります。

  • 人身傷害特約
  • 弁護士費用特約
  • ファミリーバイク特約
  • 個人賠償責任危険補償特約

これらは家族の中で誰か1名がつけていればOKです。重複が発生しないように家族内で調整してください。

家族内で等級を入れ替える

節約度
手軽度

家族内で等級を入れ替えるのも保険料節約につながります。

例えば、親の高い等級を子へ、子の低い等級を親へ移すことで家族全体の保険料は安く抑えることができます。

等級入れ替えもオーソドックスな節約方法ですので試す価値はアリです。

ただ、入れ替えができるタイミングは基本的には車を新しく買ったタイミング、または廃車にするタイミングです。 これ以外の場合は利用できませんのであしからず。

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支払い方法を年払いにする

節約度
手軽度

自動車保険は月払いより年払いのほうがお得です。

「車の乗り換え」でも保険料が割安に?

自動車保険は同じ補償内容でも車種によって保険料が違います。これは車の種類によって事故リスクが違うからです。

自動車保険は「リスク細分型」と言われ、事故リスクによって保険料に差がつけられています。生命保険では病気な人の保険料が高いことに似ていますね。車も同じで、事故を起こしやすい車は保険料高くなるということです。

ちなみに保険料が高いのはスポーツカータイプの車。スピードをガンガン出して運転する人が多いため、事故が起きやすいというデータがあるからです。

逆に保険料が安いのは軽自動車です。スピードも出にくいし、事故になっても大きな損害にならないというデータが取られています。

もし無理をして中古買ったハイブランドの車に乗っているなら、ファミリーカータイプやコンパクトカータイプに乗り換えるだけでも保険料は安くなります。あと軽自動車は車の税金も安いですしね。維持費の面でもいろいろとメリットがありますよ。

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ガーッと説明してきましたが、こんな感じです(笑)。

あと、自分の保険料が高いかどうかは、他と比較してみないとわかりません。比較した結果、安い保険を使えているならば無理に変える必要はないですし、逆にめちゃくちゃ高いなら次の満期で乗り換えたほうがいいと思います。

僕は比較は一括見積もりを使いました。1社1社調べるのはかなり面倒なので。

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