自動車保険の契約・手続き

自動車保険は即日加入できる?対応している保険会社は?

新しく車を買った場合、自賠責保険の他にも「任意保険」をかける方がほとんどかと思います。通常は納車日に合わせて事前に手続きを済ませておくことになりますが、何らかの理由で納車日まで手続きできなかった方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

新しい車に早く乗りたいという気持ちはわかりますが、もし事故を起こしてしまった場合を考えると、任意保険なしで運転するのは大変危険です。できる限り速やかに自動車保険の加入手続きを済ませておきましょう。

今回は自動車保険の「即日加入手続き」について詳しくお伝えします。

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代理店型自動車保険なら即日加入可能

自動車保険は即日加入できるのか、結論から言うと代理店型の自動車保険なら可能です。必要なものを用意しておけばその場で加入できます。プロ代理店・自動車ディーラー・中古車販売店…自動車保険を扱うチャネルは複数ありますが、どのチャネルであっても即日加入に対応可能です。

緊急時サポ子
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代理店型自動車保険とは、保険代理店を通して加入する形の自動車保険のこと。お店のスタッフが手続きを行ってくれるため、ユーザーの手間が大きく省けることがメリットです。また保険商品についてわからないことがあればガンガン質問もできます。保険料が割高というデメリットこそあるものの、市場シェアではまだまだ代理店型自動車保険のほうが人気ですよ。
【主な代理店型自動車保険】
  • 東京海上日動
  • 損保ジャパン日本興亜
  • 三井住友損保
  • あいおいニッセイ損保
  • AIG損保
代理店型自動車保険とは?プロが教える本当のメリットは?代理店型自動車保険に加入するメリットについてプロが教える本当の強みと必要性をお伝えします。保険料は高いですが手厚い事故対応と顧客対応が強みです。代理店にも種類があり専門性がちがいます。代理店型がオススメな人、使っている人の口コミをご紹介します。...

自動車保険の即日加入手続きに必要なものリスト

即日加入手続きに必要なのは以下の3点です。出かける前に漏れがないか確認しましょう。

  • 車検証
  • 運転免許証
  • 通帳と印鑑 or キャッシュカード or クレジットカード

車検証

これは、自動車保険に登録する自動車のデータとして必要になります。自動車保険には、登録番号(ナンバー)、車台番号、車名を登録します。また、ASV割引の適用が受けられるかどうかは車検証上の車台番号で照合することになります。また、車検証コピーを保険会社に提出する必要もあります。

運転免許証

今の自動車保険では運転免許証の情報の登録も必要になります。契約時に必要になるものは、運転免許証の帯の色(青か金か)と有効期限となります。帯が金色であればゴールド免許割引を使うことができます。

預金通帳と印鑑、もしくはキャッシュカードかクレジットカード

保険料の支払い方を決める必要もあります。現在、原則的に現金で保険料を領収することはありません。預金口座を登録しその口座から自動的に引落をかけるか、クレジットカードで決済をするか、後日払込票が送られてくるコンビニ払いなどが選択できます。

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即日加入に現金は必要ないので安心してください。

自動車保険の即日加入手続きの流れ

即日加入の流れですが、自動車保険は本当にあっさりしています。どのチャネルで加入するにしても全く同じ流れです。提示された車検証と免許証の情報をもとに代理店が入力をします。あとは、内容の打ち合わせをして決めてしまうだけとなっています。加入プランが決まったら、紙の申込書であれば自筆のサインを、タブレット端末での手続きであれば「申し込み」ボタンをタッチすることで申し込みは完了となります。

【即日加入手続きの流れ】
  1. 保険代理店に行く(ディーラー・プロ代理店などどのチャネルでもOK)
  2. 補償プランの決定(担当スタッフが相談にのってくれます)
  3. 支払い方法の決定(振込 or クレジットカード払い)
  4. 申し込み
  5. 補償開始

即日加入する時は保険始期の時刻に気をつける

即日加入ができるといっても一つだけ注意しなければいけないことがあります。それは保険のスタート時刻です。自動車保険の申込書は継続した証券を見てもらうとわかるのですが、保険の始期と終期は、〇月〇日午後4時から1年間となっています。これは、大昔損保会社が午後4時で閉店していた時代の名残で現在も残っている習慣です。ですので、今日から乗りたいけど納車が午前10時といった場合には保険の始期日のスタート時刻をその時刻に合わせる必要があります。意識して合わせない限り保険のスタートは午後4時からになることに注意してください。補償の開始時刻は1時間刻みで設定できるので、例えば10時半くらいに手続きが終わったとすれば最も早い保険のスタート時刻は午前11時からとなります。

急遽友人の車を運転することになった場合は1日自動車保険も使える

「急遽友人の車を運転することになり、保険にすぐに入りたい」そのような緊急性のあるニーズもあるかと思います。こうした場合におすすめなのが「1日自動車保険」です。スマホやコンビニで即日加入できるため、急な用件の場合でも利用できます。保険料は500円〜、車両保険をつけても1500円前後です。24時間単位で加入できるのでムダな保険料が発生する心配もありませんし、補償内容もしっかりしています。突然他人の車を運転することになったけど、保険が心配。そんな場合はぜひ1日自動車保険を選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

【1日自動車保険4社を比較】コンビニ決済・即日加入できる損保は?1日自動車保険は1日500円〜で利用でき、スマホやコンビニ決済可能な保険です。この記事では、各社の特徴、加入方法、よくある悩みから使った人の感想まで、掲載しています。急に他人の車を運転することになった場合など、ぜひこの記事を参考にしてください。...
安保険太
安保険太
1日自動車保険は自分の車には使えないので注意しなければいけないよ。

1日自動車保険は保険会社を固定した方が得

1日自動車保険は、スマホを使って加入する形式が一般的です。保険料については月々支払っている携帯電話料金と合算して請求されます。補償としては、車両保険付きのプランと、車両保険のないプランとあり、車両保険付きだと1日1,500円前後、車両保険なしタイプだと500円前後の保険料が主流になっています。スマホで加入申し込みをした時点から24時間補償されます。レンタカーの場合には1日自動車保険は使えませんので注意してください。また、1日自動車保険を掛けたことがある人は、新たに自動車保険に加入するときに割引が適用される場合があります。そのため、一日自動車保険を使う場合は保険会社を1社に決めておくのもポイントです。自動車保険に加入するときには、一日自動車保険の利用日数に応じて新規加入時の割引率が変わってくるためです。

すでに自動車保険に入っている人は他社運転特約でOK

1日自動車保険は、免許を持っているけど、自動車を持っていなくて自動車保険をかけていない方向けの保険になります。自動車保険をすでにつけている方は、ご自身の自動車保険緒他社運転危険担保特約で他人の車を運転しても補償されますので不要です。

他車運転危険補償特約でカバーできる範囲と保険が使える条件について他車運転危険補償特約でカバーできる範囲と保険が使える条件についてご紹介します。自分と家族以外の車をひとつの特約で幅広くカバーします。事故の際は自分の車の保険プランがそのまま適用されます。特約が使えるケース使えないケース、等級ダウン、1日自動車保険とどっちがお得かわかります。...

ダイレクト型自動車保険は即日加入できない

ダイレクト型自動車保険は即日加入することができず、最短でも翌日から補償のスタートとなります。最もスタートを早くできるのはクレジットカード払いで、振込票による振り込み払いや、コンビニ払いとなると数日前に手続きをしておかないといけません。車屋さんから事前に車検証をもらうことができていれば、数日前に申し込むことも可能ですが、納車当日に車検証も受け取るということであれば事実上不可能ということになります。

ダイレクト型自動車保険とは、ネット等を使い自分で加入手続きを行う自動車保険です。代理店のようにスタッフはつきませんが、かなり割安な保険料で利用できるため、合理的な保険料を重視する方はこちらの自動車保険がおすすめです。ただし、自分で補償プランなどを考えられることが前提となるため、自分にある程度の知識がある、または周囲にアドバイスを仰げる人がいる場合に利用するようにしましょう。

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まとめ

まとめ
  • 代理店型自動車保険は即日加入できる。
  • 通販型は即日加入ができない。
  • 加入する際に現金は必要ない。
  • 1日自動車保険というものもある。
  • 即日加入する際は、保険の補償開始時刻に気を付ける。

このように、自動車保険は代理店型であれば即日加入することは可能ですが、注意点が多々あることがわかると思います。代理店の担当者は保険のプロなので上記のことはもちろん考慮したうえで手続きをしてくれるはずです。しかし、うっかりということもありますのでご自身も気を付けるべき点を抑えたうえで即日加入するようにしてください。

ABOUT ME
RYOMA
大学卒業後、大手損害保険会社に総合職として就職。在職中は営業担当。損害保険会社を退社後、生損保代理店を経営。数多くの自動車保険、事故を取扱う。損害保険全般に精通した知識を活かし、保険の上手な使い方をお伝えします。

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